Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Spirit - The Corporation

2020年04月26日 | 60's,70's Rock
1,same/Spirit (Ode) 1LP 1,150円
1968年1月に発売されたスピリットのデビュー・アルバム。オリジナルのOde盤と出会ったので思わず買ってしまいました。
そのその昔CBSソニー盤でこのデビュー盤を買ったのが出会いですね。以来、さほど贔屓にしていたバンドでもないのですが、どこか惹かれるところがあってついつい中古で見かけると買って........。そんなことでこのブログでも4枚目までとその後の数枚を取り上げていたと思います。基本どれも中古で安く買えるってこともあって、売っては買っての繰り返しです。

いろいろな顔を持っているところから、私には基本ハードロックバンドなんだろうけど、とらえどころのないどこか煮え切らない....という印象が付きまとっているバンドなのですが、久し振りに聴くこのファーストはそんな印象も感じないビシッとキマったアルバムに思えました。ちょっと奇妙なハードロック"Fresh-Garbage"、"天国への階段"のヒントになったという不思議なインスト"Taurus"、10分近くある目くるめくジャズロック"Elijah"等々聴きもの多し。

Side A
A1 Fresh-Garbage
A2 Uncle Jack
A3 Mechanical World
A4 Taurus
A5 Girl In Your Eye
A6 Straight Arrow
Side B
B1 Topanga Windows
B2 Gramophone Man
B3 Water Woman
B4 The Great Canyon Fire In General
B5 Elijah


Spirit

Ode


SPIRIT-RANDY CALIFORNIA: 1970 "Fresh Garbage" TV appearance



Spirit - Taurus



Spirit - Elijah



Gramophone Man







2, The Age of Aquarius/The Corporation (Hablabel) 1LP 880円
1969年にCapitolから1枚アルバムを出しているウィスコンシン州はミルウォーキー出身のバンド。そのアルバムはジョン・コルトレーンの"India"をカバーし20分近くに渡って演奏していることでサイケファンには知られたアルバムですね。
で 今回の入手盤はその後に地元ウィスコンシンのCucaレーベルの傘下Age Of Aquariusから1970年と71年にリリースされた2枚のアルバムを編集したイタリアのレーベルからのアルバム。
オルガンにファズギターが咆哮するサイケ、ボーカルも武骨なシャウトで聴きごたえ十分。

Side A
A1 You Make Me Feel Good
A2 Sitting By The Sea
A3 Heard The News
A4 I Do Love Her
A5 Yes I Know
A6 Get On My Swing
A7 Walking Along
A8 Changes
Side B
B1 Hassels In My Mind
B2 My Child He Walks Alone
B3 Sky Faces
B4 Book On A Shelf

corporation


Corparation


The Corporation You Make Me Feel Good



The Corporation - Get On My Swing



The Corporation - Hassels in My Mind



The Corporation - My Child He Walks Alone

コメント (7)    この記事についてブログを書く
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7 コメント

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Re:Spirit (Jahking@管理人)
2020-04-30 07:30:55
5枚組まで買ってしまう(さすがです!)ほどではありませんが、いや、もう、まったく、へなちょこさんの仰る通りの存在がスピリットというバンド。Ode時代はともかくもMercury以降はこれといったアルバムも曲も無いのだけど、おーっ、まだやってたのね、とやっぱり気になり何故か手に取る.....これの繰り返し、ホント、不思議な存在ですね。
少なくとも我が国ではそんな「曖昧なファン」に長らく支えられてきたバンドなのかもしれませんね。
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Unknown (へなちょこ)
2020-04-29 23:02:34
「魂の結合」以来約半世紀、つかず離れず、夢中になることもなく、しかし見限るようなこともなく、聞いていないものがあれば買ってしまい、一昨年は5枚組のCDまで出来心で買ってしまう、そんなスピリット。何があるわけでもないけど、意識の片隅になぜか引っかかったままのバンドです。中身にはほとんど記憶も愛着もなく、でも時たま聞くと、それなりに納得してしまう、不思議な存在です。
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Re:Spirit (Jahking@管理人)
2020-04-29 11:07:23
t-izuさんも同様の印象でしたか、やっぱりそういうバンドなんですね。ジェイ・ファーガソンもそうですが、輪をかけてわからない人がランディ・カルフォルニア、お父さんてきな存在だったエド・キャシディがメンバーそれぞれに勝手なことをやらせすぎたってことでしょうかね、結局。
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Spirit (t-izu)
2020-04-29 06:28:32
>とらえどころのないどこか煮え切らない
私のこのバンドに対する印象も同様です。
当時はメンバーのバックグラウンドの違いかと思っていましたが、後継のジョジョガンを聴いた際にも似たような印象を持つに至り、これは主要メンバーのジェイ・ファーガスンの資質(気が多い?)によるものかと思っています。
その後のソロ作はほとんど聴いてませんから、あくまで思いつきですけど。
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Re: Spirit (Jahking@管理人)
2020-04-26 19:36:31
>uniさん
>しみへんさん
CBSソニーが立ち上がった当初でしたね、仰る通り協力に売り出していましたね。
"Taurus"について云えば有名税って気がします。"幻惑"とは違いますよね。
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Unknown (しみへん)
2020-04-26 18:45:39
ジミーペイジは黒に近いグレーが多いので(和解が多いけど、金で解決?)、実際は分かりませんが、よくあるクリシェなので、これをもって盗作とはいかんでしょう。むしろあのフレーズを音楽史に残るイントロに持って行ったことが素晴らしいです。
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Unknown (uni)
2020-04-26 17:53:04
スピリットこのジャケット印象的でした。
おっしゃるソニーの宣伝も多く
よく目にしました。
買ったのはずいぶん後でした。
ジミーペイジの反論もわかりますが(笑)
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