Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Spencer Davis Group 1973

2015年07月16日 | 60's,70's Rock
1,Gluggo/Spencer Davis Group (Vertigo) 1LP 400円
69年に一旦解散した後、ピート・ヨーク、エディ・ハーディンのコンビが復帰して再結成されたSDGの73年盤。ギターのレン・フェンウィック、テイストやスタッドにいたベースのチャーリー・マクラッケンも加わった5人組の布陣。
収録曲の殆どはフェンウィックとハーディンに作でファンキーでR&Bでポップありながらどこかクールな趣の如何にもの英国サウンドに聴こえます。
エアメイルスペシャルが本作を含んで一連の後期作をボートラを加えて紙ジャケCD化したことがありましたが、それももう10年も前のことなのですね、早いものです。今回入手盤は米Vertigo盤です。

1. Catch You On The Rebop
2. Don't You Let It Bring You Down
3. Alone
4. Today Gluggo Tomorrow The World
Side B
1. Feeling Rude
2. Legal Eagle Shuffle
3. Trouble In Mind
4. The Screw
5. Tumble Down Tenement Row

組み上げると"Gluggo"なるネーミングの架空商品ブランドの広告ポップになる変形ジャケットは秀逸ですね。

Gluggo


Gluggo


Gluggo


Gluggo


Spencer Davis Group - Catch You On The Reebob ( 1973 )


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3 コメント

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Gluggo (Gravenites)
2015-07-17 00:03:07
このアルバムって、第一期のHardin & Yorkで既に確立したちょっとファンキーでタイトな路線にスペンサー親分が乗っかったという図式なんですね。1968年の解散以前のSDGとはぜんぜん違うバンドの音ですが、これともう一枚の"Living In The Back Street"と対になったこの頃の彼等の歩みももっと聞かれるべきかと思います。ドイツや北欧では英米よりはるかに人気があったそうですが。

ギターのRay FenwickはIan Gilan Bandで来日し、ライブ・アルバムでも聴けます。

Steve Winwoodがいた頃より、このメンツの方が、バンドとしてのアイデンティティがはっきりしています。
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Unknown (t-izu)
2015-07-17 16:42:12
スティーヴィー・ウインウッドの大ファンである当方としては、ウインウッド兄弟が抜けた後のこのバンドにはほとんど興味を引かれたことはないんですが、この時期の音はなかなか悪くないですね。
これでバンマスの名前を冠したグループ名じゃなかったならまた別の評価が有ったように思いますが、まぁ、そうもいきませんか(笑)。
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S.D.G. (Jahking@管理人)
2015-07-17 18:21:01
>Graさん
このハーディン&ヨークが再加入した後の2枚は仰る通りで一番地味ながら実は結構な聴きものなのですね。この二人もフェンウィックもマクラッケンも才人ですからね。
>バンドとしてのアイデンティティがはっきりしてい...
余りにウィンウッドが突出していましたから確かにそういう見方もありますね。ただ、これが親分のアイデンティティなのかどうか、昔から判らないのです。才人をバンドに引っ張ってくる能力には長けているのはよーくわかるのですが。

>t-izuさん
兄弟のいた時代、これが抜けてエディ・ハーディンが入った時期、そして再結成した今回取り上げた時期と別れますが、今思えばスティーヴィー兄弟のいたあの時代こそ別のバンド名を名乗っていればよっぽどスッキリするのにとか勝手でお馬鹿なことを夢想したりします(笑) 
ただ、もしそうしていたらスペンサー・ディヴィスの名がここまで広まることはなかったかも(?!)
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