Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

モロモロ・ジャズLP's 日本盤編

2012年07月23日 | Jazz
1,The Time Machine/Gary Burton (RCA Victor) 1LP 600円
66年録音/発表の4枚目になるリーダー作。スティーヴ・スワローのベースにラリー・バンカーを従えたトリオ編成なれどほとんどの曲でバートンはピアノとヴァイヴもしくはマリンバをダブル・レコーディングしています。
4本マレットを駆使する合成写真ジャケットはバートンの音楽を見事に具現化。その音楽ともども素晴らしいですね。
入手盤は翌67年に日本ビクターから出たペラ・ジャケ盤。

1,The Sunset Bell - 5:04
2,Six-Nix, Quix, Flix - 6:08
3,Interim I - 1:36
4,Chega De Suadade (No More Blues) (Antonio Carlos Jobim, Vinícius de Moraes) - 4:43
5,Childhood (Michael Gibbs - 1:02

Side B
1,Deluge (Gibbs) - 4:47
2,Norwegian Wood (John Lennon, Paul McCartney) - 3:26
3,Interim II - 0:54
4,Falling Grace (Steve Swallow) - 4:00
5,My Funny Valentine (Richard Rodgers, Lorenz Hart) - 5:33

Recorded at RCA Victor's Studio B in New York City on April 5 & 6, 1966.

Gary Burton - The Time Machine 1966( "Chega de Saudade" (No More Blues)です。)







2,The 2nd John Handy Album (CBS Columbia) 1LP 500円
極めて特異な音楽を演っていた60年代のジョン・ハンディ。私も昔から愛聴している65年のモンタレー・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ盤が知られますが、本盤はそれに次ぐ66年のスタジオ録音盤。メンバーもそのまま不変。後にフォースウェイを結成するマイク・ホワイトのヴァイオリンと、後にゲイリー・バートン・グループに加入するジェリー・ハーンのギターが縦横無尽に駆け回る極めてユニークな音楽がここでも聴けます。コルトレーンとラーガとロックとR&Bあたりが根っこかな。
入手盤は67年4月のクレジットがある日本コロンビアから出た日本盤。
John Handy – alto saxophone
Mike White – violin
Jerry Hahn – guitar
Don Thompson – bass
Terry Clarke – drums

John Handy

John Handy Quintet  Theme X







3,Goodies/J.J.Johnson (RCA Victor) 1LP 400円
トロンボーンの神様とまで称されたJ.J.ジョンソン、これは66年にRCAに残された一枚。抜群のテクニックでバリバリ吹きまくる「Dial J.J.5」とかのColombia盤を聴いてきた耳にはビックリするようなサウンドが出てきます。一言で云えばビッグ・バンド風編成によるポピュラー・ヒット曲集。フランス・ギャルからケニー・ランキン、ウィリー・ディクソンのブルース、そしてなんとチャック・ベリーの"No Particular Place To Go"まで。曲によってはボーカル(ドラマーのオシー・ジョンソンが歌っているとのこと)や女性コーラスも入ってきて、ソロはJ.J.主体なれどアドリブはほとんどないというツクリ。おいおい、今俺は何を聴いているんだっけ?と自問自答したりして。J.J.の先入観を捨てて聴けば悪くはないのですが.....。
入手盤は67年のクレジットがある日本ビクター、ペラジャケ盤。

1. Feeling Good
2. The Seventh Son
3. How Insensitive
4. Pense A Moi
5. 008
6. In The Name Of Love
7. G'won Train
8. No Particular Place To Go
9. Agua De Beber
10. Incidental Blues
11. I'm All Smiles
12. Billy Boy

J.J.







4,Alto Summit/V.A. (MPS) 1LP 200円
リー・コニッツ、ポニー・ポインデクスター、フィル・ウッズ、レオ・ライトというチャーリー・パーカーを祖としながらもそれぞれ個性の違うアルト・サックス奏者が68年にドイツのMPSで一堂に会し録音した一枚。
ここでピアノを弾いているのがスティーヴ・キューン、実はこのピアニストが大好きでその昔この人狙いで本盤を買ったことがあるのですが、そのソロは(当たり前ですが)ほとんど出てこずガッカリしまくった思い出盤。
と、それはともかく、4本のアルトが録音の良さも手伝って大迫力のアンサンブルと個性的なソロを聴かせてくれます。コニッツとポインデクスターが目立つ出来でウッズはいまひとつ本来の出来ではないような。
入手盤は当時を知る人には懐かしいMPS Jazz&Bossaシリーズのステッカーの貼られた日本コロンビア盤。

Side A
1.Native Land
2.Ballad Medley a) Skylark, b) Blue and Sentimental,c) Gee Baby Ain't I Good to You, d) Body and Soul
3.Prompt

Side B
1.The Perils of Poda
2.Good Booty
3.Lee-o's Blues
4.Lee's Tribute to Bach and Bird

Lee Konitz (as)
Pony Poindexter (as)
Phil Woods (as)
Leo Wright (as)
Steve Kuhn (p)
Palle Danielsson (b)
Jon Christensen (ds)

Altosummit

Alto Summit - Native Land (Curtis Amy)

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