Paper Lace 1971 - 1974

イギリスはノッティンガム出身のペーパーレースのシングルを3枚仕入れましたので、まとめて。
ペーパーレースというとちょっとは知られるのは1974年の"Billy Don't Be a Hero～悲しみのヒーロー"。英国ではNo.1ヒットになったにもかかわらず、日本ではそれをアメリカでカバーしたボー・ドナルドソン＆ヘイウッズのヴァージョンが圧倒的に知られますね。アメリカでも同様でボー・ドナルドソン＆ヘイウッズ盤はNo.1になったにも関わらずペーパーレースのヴァージョンはホット100にちょっとだけ顔を出す程度に終わっています。で、次にリリースした"The Night Chicago Died"でやっとアメリカでもNo.1を獲得します。次にリリースしたのが今回取り上げる"The Black-Eyed Boys"、結局ペーパーレースがチャートを賑わしたシングルはこの3枚のみでした。


1,In the Morning (Morning of My Life) b/w Elsie/Paper Lace (Polydor) 45's
1971年のたぶんセカンドシングル、バリー・ギブ作ビージーズのカバー。入手盤はスカンジナヴィア盤で独自のPS付、英国ではConcordから出たもの。アメリカではBang!から出ていたようです。
かつてこの2曲を含むファーストアルバムをこちらで取り上げています。





Paper Lace - In The Morning



Paper Lace - Elsie







2,The Blackeyed Boys b/w Jean/Paper Lace (Philips) 45's
上記の通り、大ヒットした2曲に次ぐ同じく1974年のシングル。英国では11位まで上っています。ブレークした"悲しみのヒーロー"からはMitch MurrayとPeter Callanderのソングライターチームが曲つくりとプロデュースを手掛けそれまでのソフトなフォークっぽさからよりポップ度が上がっていてこれが見事に当たった要因ですね。
入手盤はこれもスカンジナヴィア盤でこれまた独自のPS付。










3,The Blackeyed Boys b/w Jean/Paper Lace(Mercury) 45's
上掲盤の米国盤です。ディレクションでマイク・ヴィッカーズのクレジットあり。マンフレッド・マンのオリジナルメンバーでギターからサックス、フルートまでこなすマルチ奏者だった人ですね。
両面曲ともこれぞ70'sブリティッシュポップスという佳曲。完璧に"悲しみのヒーロー"マナーの曲ですね。








Paper Lace The Black Eyed Boys 1974




Paper Lace - Jean - 1974



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Paper Lace - Billy don't be a Hero 1974



Paper Lace - The Night Chicago Died (Live)