Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

チャビー・チェッカー 45's

2021年12月07日 | 50's 60's Oldies
チャビー・チェッカーの60年代初めにリリースされたシングルをまとめて入手しました。

1,悲しい恋の物語 b/w ペパーミント・ツイスト/チャビー・チェッカー (Parkway) 45's
"悲しき恋の物語"の原題は"Runaround Sue"、そう、ディオンの最大のヒット曲で"浮気なスー"の邦題で知られる61年11月に全米1位となったあの曲です。 
オリジナルのディオン版も日本ビクターから例のジュークボックス・ジャケットでリリースされた初版では"悲しき恋の物語"だったのです。よってこの直後にリリースされたチャビー・チェッカー版も"悲しき恋の物語"でリリースされています。はてさて、いつから"浮気なスー"になったものなのかな?

という、チャビーの"悲しき恋の物語"なのですが、ジャケ無しの裸盤を新宿西口にあった「トガワ」で50円で買ったのがおよそ半世紀前、先日ついにこの完品と遭遇、いや、感動です。感動ついでに一緒に有った下記2枚も買い込んでしまいました。しかし、こんな60年も前の骨董レコードが380円、かつてはウン千円したのでしょうが今やこんな捨て値、さすがにもう需要が無くなっちゃったのですね。

で、この曲、ほぼディオン盤を踏襲したアレンジ、張りのあるあの声で歌われるチャビーのこの曲、最初に聴いたのがこっちなので思い入れは凄いのですが、正直に云えばディオン盤の方がコーラースもバックもリードの色気も勝っていますね。
B面はチャビーの"ザ・ツイスト"と並ぶツイスト・キング、ジョイ・ディー&スターライターズのNo.1ヒット"ペパーミント・ツイスト"のカバー。

Chuby

Runaround Sue



2018年のディオン、驚くほどの声量と歌唱、さすがです。
Dion - "Runaround Sue" at The Paramount Theater in Asbury Park NJ (August 5, 2018)







2,ツイスティン・マチルダ b/w ム・シ・デン・ツイスト/チャビー・チェッカー (Parkway) 45's
A面はあのオーストラリアの愛国歌"ウォルティング・マチルダ"をツイスト化した軽快なナンバー。B面も原曲は知りませんが同じ趣向の曲のカバーだと思います。

Chuby


Chuby


Twistin' Matilda








3,ブン・ブン・ツイスト b/w レッツ・ツイスト・アゲイン/チャビー・チェッカー (Parkway) 45's
"The Fly"を"ブン・ブン・ツイスト"としちゃうこのセンス、さすがです。B面は多分日本では一番知られるチャビーの曲、日本初出はB面だったのですね。

Chuby


Chuby



The Fly (Original Hit Recordings)




Chubby Checker Let's Twist Again

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4 コメント

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Twist (Gravenites)
2021-12-08 00:19:21
チャビー・チェッカー、来日時にやはりカバーを歌っていた中尾ミエと共演した写真を見たことがありました。ツィスト・ブームが1960年代に一番流行ったダンスじゃないでしょうか。前かがみで踊って腰を痛める下品な感じのモンキーより、文字通り腰をひねらすツィストの方が、ひねり過ぎなければ、いい運動になるのでは。
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Re:Twist (Jahking@管理人)
2021-12-08 08:33:26
全盛期にはチャビーさん来日までしていたのですね。
子供心にツイストって何となく覚えていますし、その後まで事あるごとにツイストがギャグとかお笑いでも出てきて確かに市民権を得ていたのでしょうね。
ステップ自体が簡単で誰にでも取っつきやすかったというのも後に聞いたことがありますね。
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Unknown (uni)
2021-12-10 10:38:48
やはりこの頃ヒット曲では黒人が多かった印象
このひし形のお顔も覚えています。
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Unknown (jahking)
2021-12-10 18:48:52
60年代始めころ、黒人シンガーってジーンチャンドラーくらいしか思い付きません、他にどんな人がいましたっけ?
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