Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Chico Hamilton 1962 - 1973

2020年12月02日 | Jazz
1,El Chico/Chico Hamlton (Impulse) 1LP 980円
1965年リリース、アメリカ留学中の渡辺貞夫さんが参加しているのでも知られる盤ですね、ラテン色濃いアルバム、ガボール・ザボのプレイが光ります。

Side A
1 El Chico
2 People
3 Marcheta
4 This Dream
Side B
1 Conquistadores (The Conquerors)
2 El Moors
3 Strange
4 Helena

Chico Hamilton – drums
Jimmy Cheatham - trombone
Sadao Watanabe – alto saxophone
Gábor Szabó – guitar
Albert Stinson – bass
Willie Bobo, Victor Pantoja - percussion
Recorded in New York City on August 26 (tracks 3 & 7) and August 27 (tracks 1, 2, 4-6 & 8), 1965

入手盤はコーティング・ジャケのオレンジ/ブラック・レーベルのモノラル盤。
impulse



El Chico



People



Conquistadores








2,Greatest Hits/Chico Hamlton (Impulse) 2LP 980円
Impulseに残した1962年から1965年録音からの2枚組編集盤。
チコ・ハミルトンは有望な若手をいち早く起用しその才能を開花させるのには定評のある人で、50年代のPacific Jazzの時代にはエリック・ドルフィー、このImpulseに移ってからは自己のグループでチャールス・ロイド、ガボール・サボ、にラリー・コリエルをデビューさせています。そんな新進ミュージシャンからピアノを弾くアーチー・シェップ、ハロルド・ランド、渡辺貞夫、チャーリー・マリアーノ、リチャード・ディヴィス等々の溌溂としたプレイが聴けます。
アルバムで云うと次の5枚から選曲されています。
1962: Passin' Thru (Impulse!)
1963: Man from Two Worlds (Impulse!)
1966: El Chico (Impulse!)
1966: The Further Adventures of El Chico (Impulse!)
1966: The Dealer (Impulse!)

Side A
1. For Mods Only
2. That Boy With That Long Hair
3. Corrida De Toros
4. Got My Mojo Working (But It Just Won’t Work On You)
Side B
1. Helena
2. Baby, You Know
3. Fire Works
4. Blues For O.T.
Side C
1. Manila
2. Lonesome Child
3. Mallet Dance
4. Transfusion
Side D
1. El Moors
2. Man From Two Worlds
3. Big Noise From Winnetka
4. Thoughts

[A2, A4]: Recorded May 5, 1966.
[A3, B3]: Recorded January 4, 1965, in Hollywood, California.
[B1, C1, D1]: Recorded August 26/27, 1965.
[B4, C3, D2]: Recorded 1963.
[C2]: Recorded September 20, 1962.
[C4]: Recorded September 18, 1962.
[D3]: Recorded May 15, 1965.

chico


impulse


chico hamilton- for mods only




Chico Hamilton - That Boy With That Long Hair




Chico Hamilton - Baby, You Know




Man From Two Worlds










3,Montreux Festival/Albert King,Chico Hamilton,Little Milton (Stax) 1LP 110円
1973年スイスで開催されたモントルー・フェスティヴァルに出演したアルバート・キング、チコ・ハミルトン、リトル・ミルトンの演奏を収録したアルバム。
73年のチコ・ハミルトンというとStax傘下のEnterpriseに残したリトル・フィートのメンバーをバックにしたファンキーな「Chico the Master」があるのですが、このモントルーのライヴで聴けるメンバーは? 少なくともフィートではないです。
バックの切れ具合も含めてリトル・ミルトンの"Let Me Down Easy"が大いに耳に残ります。

SIDE A
1.Chico Hamilton/In View
2.Little Milton/Let Me Down Easy
SIDE B
1.Little Milton/We Are Gonna Make It
2.Albert King/Don't Make No Sense
3.Albert King/Stormy Monday Blues
4.Albert King/For The Love Of A Woman

Montreux Festival



Albert King - Don't Make No Sense




前年のライヴですが
Let Me Down Easy (Live)

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4 コメント

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Chico Hamilton (Gravenites)
2020-12-02 23:51:07
彼には大分熱くなりましたね。Elvin JonesやArt Blakeyよりも彼を応援しています。初期の室内楽風もそれなりに楽しんでいます。人材育成に長けて、本人のプレーや作品はかなり地味というのは、John Mayallと共通しています。
Impulseのコーティング・オレンジ・レーベルがこの値段というのも日本における彼の人気状況を物語っていますが、John Coltraneでは考えられないことです。
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Re:Chico Hamilton (Jahking@管理人)
2020-12-03 09:50:42
音楽監督が必ず居る(居ないと面白くない)という点でもおっしゃる通りでメイオール先生を想起しますね。
すべて手放していたのですが、かつてはImpulse期のアルバムは私もすべて持っていました、そのエキゾ風味が好きで。

確かに人気は無いみたいですね、特にここまでの時期は。リトルフィートのメンバーが絡んだ「The Master」以降のはそれなりの人気盤になってたりするのもあるようですけど。
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Unknown (しみへん)
2020-12-04 20:20:46
ちょっと違うかもしれませんが、私はJohn MayallとGeorge Clintonを同じ位置づけで見てます。
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Re:ジョージ・クリントン (Jahking@管理人)
2020-12-04 21:38:37
クリントンのことはよく知らないのですが、「有望な若手をいち早く起用しその才能を開花させる」「音楽監督が常に横にいる」.....そんなところがクリントンにもあるということでしょうか。
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