Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Wild and Mellow Zeppelin.

2009年01月24日 | Led Zeppelin
1,Wild and Relatively Mellow/Led Zeppelin (Badge Holders) 2CD 1,280円
73年7月20日、マサチューセッツ州ボストンはBoston Gardenでの公演。
観客の大騒ぎで結局ショート・プログラムで終わってしまった公演と。確かに観客の騒ぎかたは尋常ではなく、プラントは「Take it Easy!」を連発。通常、最後の"胸いっぱいの愛を"が終わってアンコールに突入するところがそれもなく、騒ぐ観衆を尻目に「ありがとうございました、おやすみなさい」と終了の会場アナウンスが流れます。

Zepp1973



2,Live in Brisbane 1972/Led Zeppelin (Equinox) 2CD 1,280円
72年2月のツエッペリン史上最初で最後だったというオーストラリア~ニュージーランドの6日間に渡るオセアニア・ツアー最終日、2月29日(この年うるう年だったよう)オーストラリアはブリスベン、Festival Hallでの公演。
ここでも観客の盛り上がりはすさまじくかなり騒々しい。ここでもプラントが観客を静めるMCが聴けます。
この72年までは"胸いっぱいの愛を"の途中に挟み込まれる日替わり曲がひとつの聴きものでお楽しみなわけですが、ここではお馴染"Let's have a Party" "Hello Mary Lou"等に加えてディオンの"The Wanderer"が挿入されます、これは史上唯一だったとか。しかし、思わずニヤリの選曲ですね、オールディーズ・ファンにとっては。

Zepp

Led Zeppelin - Whole Lotta Love Medely (Part 2) Hello Mary Lou/Going Down Slow [HTWWW}




3,Return of the Auschwitz/Led Zeppelin (Neptune) 2CD 1,280円
1980年6月から7月に行われたゼップ史上最後のツアー「Tour Over Europe 1980」の初日6月17日、ドイツのドルトムント公演。
このツアーは昔から多く(14公演中12公演)のサウンドボード音源が日の目を見ていますが、これもそのひとつ。
知られるようにこのツアーのオープニングは原点回帰を目指したのか、69年から11年振りに"The Train Kept a Rollin'"を採用しています。そして、それまでのツアーではその長尺のインプロヴィゼイションが目玉であったはずの"Dazed and Confused" "How Many More Times" "No Quater" "Moby Dick"等セットリストからはずれてコンパクトな印象になったツアー。このあたりは当時隆盛だったパンク/ニューウェイヴ果ては16ビートのフュージョンまでをも意識したものと云われていますが、確かにそう云われて聴いてみればなるほど納得の演奏。中でもジョン・ボーナムのドラムスはなりふり構わずのプレイから無難なプレイから堅実なプレイに変化してきています。


Zepp 1980

Led Zeppelin-Train Kept A Rollin July 7th 1980(Berlin,Germany)




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