Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

ブルー・コメッツ・イン・ヨーロッパ 1968

2015年09月14日 | 和物
1,ブルー・コメッツ・イン・ヨーロッパ (日本コロンビア) 1LP 514円
"ブルー・シャトウ" "マリアの泉" "北国の二人"という67年のビッグ・ヒット3曲を含む絶頂期の1967年11月発売の「ブルー・コメッツ=オリジナル・ヒット第2集」に次ぐ1968年2月発売のアルバム。
「イン・ヨーロッパ」のタイトルでバックに凱旋門がかすむシャンゼリゼ通りのカフェで撮った写真を使ったジャケット、彼の地でのライヴ盤と思いきやさに非ずで彼の地への旅行の思い出を歌で綴ってみましたという一枚。この年の12月には同じコンセプトで「イン・USA」なるアルバムも作っていましたね。

Side A
(1) メイン・テーマ:空のかなたに 
(2) 甘い生活 
(3) ロマンティック・イタリー 
(4) パイパース・クラブ 
(5) 水の古城 
(6) 雨の朝パリで 

Side B
(1) 丘に住む人々 
(2) 泣きたいほどの夜 
(3) ロンドン慕情 
(4) サイケデリック・マン 
(5) 雨のストックホルム 
(6) フィナーレ:空のかなたに

後年ソノ筋から再評価を受ける三原綱木さん作"サイケデリック・マン"、ブル・コメ流サイケで中々にぶっ飛んだ曲ですが、これも68年という時代の産物、このアルバムの中ではロンドン・アンダーグランド(映画「欲望」で描かれたあの世界かな)を表現した曲なのでしょう。

オフィシャル・サイトのデイスコグラフィーを見ると何とこのアルバムからのシングル・カットは無し、この時代にしては珍しいことですよね、如何に当時人気があったのかが窺い知れます。因みにシングルで云うと「北国の二人/銀色の波」と「こころの虹/すみれ色の涙」に挟まれた時期のリリースでした。


comets


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2 コメント

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Unknown (uni)
2015-09-14 12:58:31
当時、お友達バンドでブルコメのコピーバンドは皆無でした。やはり少し大人のバンドの匂いがしたんですかね?
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ブルコメ (Jahking@管理人)
2015-09-14 20:17:48
大人の匂い、しましたよね、確かに。服装と髪型からも、「おにいさん」というより「おじさん」という雰囲気。
サックス/フルートが入っていたからよりコピーしにくかったのでしょうか。
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