Seven Bridges Road

では、今週のアナログ猟盤を。先ずは最近はご無沙汰気味のアメリカン・シンガー・ソング・ライター辺りから。

1,Seven Bridges Road/Steve Young(Blue Canyon) 1,200円
72年の2枚目です。1枚目のＡ＆Ｍ盤も良かったけど、何と云ってもこのタイトル・ソング。イーグルスやリタ・クーリッジもカバーした忘れられない名曲。

2,Steve Ferguson(Asylum)　1,200円
73年の所謂隠れ名盤として有名なこれ。結構高くて手が出なかったのですがややジャケ難ありで安価で入手。やっと聴くことができました。一聴黒人とは思えぬナイーブでとても個性的な歌声。洗練されたバックと素朴な歌の差異がこれまた良し。じっくり聴きたい1枚。

3,Back Porch Blue Grass/The Dillards(Electra) 400円
調べてみると63年のデビュー盤だそう。ディラーズといえば、ジーン・クラークとのエクスペディションでその名を知りました。その頃はカントリー・ロックしていたのですが、これはそのタイトル名通りのブルー・グラス。分厚いコーティンング・ジャケに分厚い盤。これがなんでこんなに安いの？　需要が無いんですね、今は。

4,Two Trips/The Youngbroods(Mercury)　500円
ヤングブラッズ名義なれどジェシ・コリン・ヤングのソロの趣。Ｂ面はソロ時代の"Youngbrood"かららしいです。で、Ａ面はあの"Get Together"そのままのサウンド。といことで６５～６６年くらいの録音でしょうか。実はこれ以前から持っていたのですが、ジャケのタイトル部分の色が赤いのです。以前からの所有物は茶色。赤いのがセカンド・プレス？

5,Greatest Hits/Vito & The Sautations(Red-Kape)　300円
得意のWhite Doo-Wopです。NYを地場とするDoo-Wopグループの殆どがイタリア系の白人なんですが、このグループもご多分に漏れず。アップ・テンポで展開する"Unchained Melody"とかサッチモで有名な"Hello Dolly"とか一度聴いたら忘れられない印象的な曲が満載。実にいいです。
そのオリジナル45'sはここで拝むことが出来ます。

6,Breakin' Through The B.S./Bo Diddley(Triple X)　250円
89年にでたボおじさんのアルバム。1曲目"Turbo Diddley 2000"で2曲目は"Bo Top Shake"なる曲名。う～ん、まさにボおじさん。
ボおじさんのユニークなギターについてはここでどうぞ。