Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

和物LP モロモロ

2013年10月03日 | 和物
1,淋しがりやのあなたへ:シグナル・ファースト・アルバム (Polydor) 1LP 100円
70年代の半ば頃に雨後の筍の如く現れた「お涙ちょうだい叙情派四畳半フォーク」のグループ。
その頂点に立っていたのがこのシグナルの"二十歳のめぐり逢い"だったと思っております、並ぶのはふきのとうの"白い冬"、とんぼちゃん"貝がらの秘密"、うめまつり"北山杉"、バンバン"冬木立"、三輪車"水色の街"、マイペース"東京"、宿屋の飯盛り"夜汽車の音は遠い思い出"といったところでしょうか(このあたりはもうまったく人それぞれでしょう)。この辺りの一群、懐かしさ以外で語られることが今もって無いのが悲しいところと思いつつ、まぁそれも必然かとも思っております。

というころで、その"二十歳のめぐり逢い"をフューチャーしたシグナルの76年のファースト・アルバムです。その曲を初めとして殆どの曲を書いていた田村功夫はこのファースト・アルバムのみでグループを離れます、にもかかわらず、グループは10数枚のアルバムを残し83年まで存続、が 今もって代表曲というか一般に知られるのは"二十歳のめぐり逢い"のみ。それほどこの曲のインパクトは凄く残像が跡を曳いているということですね。









2,今はとってもしあわせです/まざあーこんぷれっくす (Victor) 1LP 100円
ビクターのSFシリーズの一枚。松浩三と高田真理によるデュオ「まざあ・こんぷれっくす」が75年に残した唯一作。吉川忠英とホーム・メイドがサポート。高田真理は元・青い三角定規。
時期的にはまったく一緒ながらシグナルをはじめとする上記のグループにあった湿り気が無いからっとしたポップ路線の一枚でした。ほぼメンバーの曲ですが、シングカットされた"わかってない、あんた"は宇崎竜童の詞曲、"今はとってもしあわせです"の作詞は岡田冨美子。
SFシリーズがまとめて紙ジャケされたときにCD化されているようです。

まざあ


まざあ













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