1,Live in Japan/Wison Pickett (RCA/P-Vine) 2LP 600円
1974年3月8日~9日、中野サンプラザ公演を収めたもの。元々は74年に日本ビクターがリリースしたものですが入手盤は89年にP-Vineが再発したもの。
74年といえばピケットもRCAというメジャー・レーベルに移ったものの悪くは無いのだが.....といういまひとつパッとしないアルバムばかりを残していて過日の面影をついつい追ってしまうという時期。まぁ、これはソウル・ミュージックの新しい試みと合いまみれたサザン・ソウル全体についても云えることだったりするわけですが。
で 本盤。まずいきなりの2曲目で日本のサザン・ソウル・ファンの趣向に思いっきり応えるがごとき(決して狙ったものではないでしょうが)のスローの大傑作"People Make The World"、以下熱唱に次ぐ熱唱、Atlantic時代の名唱の大攻勢。結局収められたRCA録音曲は2曲のみ、鈴木啓志氏の89年に書かれたライナーによると日によっては1曲もRCA期の曲は歌わない日もあったそうな。
バックはピケットが連れてきた4管にオルガンを含む9人編成のMidnight Movers、スタジオ録音のグルーヴには比べるべくもないのは事実なれどそんなことは些細なことで、ピケットがこの日本でこの時期最高のパフォーマンスを見せてくれた事実に今更ながら感謝です、それを残してくれたレコード会社にも。
Side A
1.T.S.O.P. (The Sound Of Philadelphia)
2.Proud Mary
3.People Make The World
4.Sugar,Sugar
5.Don't Let The Green Grass Fool You
Side B
1.I'm In Love
2.In The Midnight Hour
3.Fire And Water
4.I Found A Love
Side C
1.Never My Love
2.Glory Hallelujah
3.Mustang Sally
4.Land Of A 1000 Dances
Side D
1.Soft Soul Boogie Woogie
2.Mr. Magic Man
3.Don't Knock My Love
4.Goodnight My Love
1974年3月8日~9日、中野サンプラザ公演を収めたもの。元々は74年に日本ビクターがリリースしたものですが入手盤は89年にP-Vineが再発したもの。
74年といえばピケットもRCAというメジャー・レーベルに移ったものの悪くは無いのだが.....といういまひとつパッとしないアルバムばかりを残していて過日の面影をついつい追ってしまうという時期。まぁ、これはソウル・ミュージックの新しい試みと合いまみれたサザン・ソウル全体についても云えることだったりするわけですが。
で 本盤。まずいきなりの2曲目で日本のサザン・ソウル・ファンの趣向に思いっきり応えるがごとき(決して狙ったものではないでしょうが)のスローの大傑作"People Make The World"、以下熱唱に次ぐ熱唱、Atlantic時代の名唱の大攻勢。結局収められたRCA録音曲は2曲のみ、鈴木啓志氏の89年に書かれたライナーによると日によっては1曲もRCA期の曲は歌わない日もあったそうな。
バックはピケットが連れてきた4管にオルガンを含む9人編成のMidnight Movers、スタジオ録音のグルーヴには比べるべくもないのは事実なれどそんなことは些細なことで、ピケットがこの日本でこの時期最高のパフォーマンスを見せてくれた事実に今更ながら感謝です、それを残してくれたレコード会社にも。
Side A
1.T.S.O.P. (The Sound Of Philadelphia)
2.Proud Mary
3.People Make The World
4.Sugar,Sugar
5.Don't Let The Green Grass Fool You
Side B
1.I'm In Love
2.In The Midnight Hour
3.Fire And Water
4.I Found A Love
Side C
1.Never My Love
2.Glory Hallelujah
3.Mustang Sally
4.Land Of A 1000 Dances
Side D
1.Soft Soul Boogie Woogie
2.Mr. Magic Man
3.Don't Knock My Love
4.Goodnight My Love
もちろんライブでなくとも、日本のスタジオで録音されたのもいろいろあるようですね。ジャズに特に多いようです。この間も大枚を払って買いました。(Kenny Burrell, Jim Hall, Attila Zolaの1970年の共演盤)
このアルバムのオリジナル盤に湯川れい子さんが書いたライナー載っていて、それには氏がラスベガスで見たステージが最悪だったので本人にそのこのを問いただすとあんな最低の客の前ではあれで充分、一方日本の観客は最高だったので全力で応えたと答えた、とあります。要は相当な気分屋で乗らないとともうまるでダメな人のようです。この話を受けて鈴木啓志さんは80年代に来日した時にはこの湯川さんが体験したラスベガスのステ-ジと同じ感想を持つ方もいるかもしれないとと書かれています。と遠回しの表現をされていますが、80年代の来日公演はやはり余り評判は良くなかったようですね。
>Graさん
そうですね、日本に限らず本国以外で録音してその録音国でしか発売されていない盤って結構ありますものね。
中でも来日アーティストの日本録音盤は結構あって現在の契約の関係なのか未CD化も多くて価格が急騰していますね。私も長らくエディ・ルイス、jジョン・サーマン、ダニエル・ユメールの「アワー・カインド・オブ・さび」の日本コロンビア盤を狙っているのですがとても手が出ないところまで急騰してしまっています。(まぁ、これは独MPS盤も出ていてこれは持ってはいるのですが)。これと同じ来日時に録音されたEuropean Jazz All Stars 1970のライヴ盤も同様です。