
1,St.Giles Cripplegate/Jack Nitzsche (Reprise) 1LP 300円
ジャック・ニッチェ自身の音楽ルーツなのでしょう、エリオット・メイツァーのプロデュースにて1972年に発表したネオ・クラシック音楽です。ロンドンのセント・ジャイルズ教会で録音されたディヴィッド・ミーシャム指揮によるロンドン交響楽団の演奏。
この前年の71年、ニール・ヤングが公演でロンドンを訪れた際にプロデューサーとして同行していたジャック・ニッチェはこのロンドン交響楽団を使って後にアルバム「Harvest」に収められることになるレコーディングを行います。これが縁で今回取上げた一大オーケストラ・アルバムに発展したとのことです。
このジャケットですからクラシックというよりシンフォニックなプログレに近いようなものかと勝手に思っていましたが出てきた音楽は不協和音交じりの一大クラシック音楽。このジャケット・デザインはどこから来ているのでしょう。

2,Space/MJQ (Apple) 1LP 650円
なんでまたあのMJQがAppleからレコード出しているのだろう? とジャズファンならずとも思ったであろう、その意味での異色盤。Appleからはもう一枚「Under the Jasmin Tree」をリリースしています。
プロデュースはジョン・ルイスが自らやってApple勢からはピーター・アッシャーがスーパヴァイザーでクレジットされています。
John Lewis (p)
Milt Jackson (vib)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)
リリース当時はジャズ・ファンからもロック・ファンからもソッポを向かれたって云われていますが、ジョン・ルイスお得意のサード・ストリーム系ともいえるアメリカ録音のファースト「Under the Jasmin Tree」はともかくこの「Space」は"アランフェス協奏曲"や"Here's That Rainy Day"とかも演っていて、ジャケット・デザインほどはぶっ飛んではいません。入手したのは米盤、今ではこのAppleでの2枚は2in1でCD化されています。

ジャック・ニッチェ自身の音楽ルーツなのでしょう、エリオット・メイツァーのプロデュースにて1972年に発表したネオ・クラシック音楽です。ロンドンのセント・ジャイルズ教会で録音されたディヴィッド・ミーシャム指揮によるロンドン交響楽団の演奏。
この前年の71年、ニール・ヤングが公演でロンドンを訪れた際にプロデューサーとして同行していたジャック・ニッチェはこのロンドン交響楽団を使って後にアルバム「Harvest」に収められることになるレコーディングを行います。これが縁で今回取上げた一大オーケストラ・アルバムに発展したとのことです。
このジャケットですからクラシックというよりシンフォニックなプログレに近いようなものかと勝手に思っていましたが出てきた音楽は不協和音交じりの一大クラシック音楽。このジャケット・デザインはどこから来ているのでしょう。

2,Space/MJQ (Apple) 1LP 650円
なんでまたあのMJQがAppleからレコード出しているのだろう? とジャズファンならずとも思ったであろう、その意味での異色盤。Appleからはもう一枚「Under the Jasmin Tree」をリリースしています。
プロデュースはジョン・ルイスが自らやってApple勢からはピーター・アッシャーがスーパヴァイザーでクレジットされています。
John Lewis (p)
Milt Jackson (vib)
Percy Heath (b)
Connie Kay (ds)
リリース当時はジャズ・ファンからもロック・ファンからもソッポを向かれたって云われていますが、ジョン・ルイスお得意のサード・ストリーム系ともいえるアメリカ録音のファースト「Under the Jasmin Tree」はともかくこの「Space」は"アランフェス協奏曲"や"Here's That Rainy Day"とかも演っていて、ジャケット・デザインほどはぶっ飛んではいません。入手したのは米盤、今ではこのAppleでの2枚は2in1でCD化されています。

彼等の作品のスコアは彼等以外が演奏するのはかなり難しいといわれています。
この「スペース」では前作のちょっととっつきにくい姿勢を変換し、良く知られた曲を織り交ぜることによりややわかりやすさを出したのはアップルの作戦かもしれませんが、しかしなぜMJQがアップル?の疑問は調べる価値がありそうです。傍系レーベルを含め電子音楽から、素人集団、フォーク、ポップ、ロック(ビートルズを含む)、ソウルまで無節操にレコードを出していたアップルの異色所属アーティストの中でもMJQは格上なのか、番外編なのか、事故だったのか、穴埋めなのか次々と疑問が湧いてきますが、その二枚のアルバムは彼等の数ある高水準の作品群の中でもかなり上位に属すると信じています。
で アップルのMJQですが、ピーター・アッシャーとポールが推薦をしたと聞いたことがあります、なんとなくうなづける話かと思います。
今思えばMJQ@Appleはバンドにとってもレーベルにとってもアリだったなと思っております。