Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Mike Heron

2013年01月29日 | 60's,70's Rock
1,The Glen Row Tapes/Mike Heron (Quadrant) 2CD 1,000円
インクレディブル・ストリング・バンド(ISB)のメンバーの中でもメロディアスなフォーク/ロックの資質を持っていたであろうマイク・ヘロン。思い出すのは70年代の中~後半、市中の輸入盤屋(死語! 笑)にカット盤LPが溢れていた頃に出会ったElectraからのソロ・デビュー作「Smiling Men With Bad Reputations」。ちょっと奇妙なジャケットと共にISBとはチト違った思いのほかの聴きやすさが印象に残っています。
その後、英国のバンドHeronを聴きだして気に入るにつけ、私の中でこのISB出身のマイク・ヘロンはHeronのG.T.ムーアとイメージがダブるようになります(同じヘロン、ややこしくてすいません)。

ということで、本盤。
スコットランドにある彼らの拠点"Glen Row Cottage"で1977~78 年の間に録音されたマイク・ヘロンの"BasementTapes"と云われているもので、かつては1枚もののLP、3本に渡るカセットテープ、1枚もののCDで出ていた音源を2枚のCDに収めた集大成盤。おまけに当時のシングルA面曲と06年の新録曲が加えられています。
期待通りメロディアスで親しみに溢れる優れた英国風味の楽曲がそこかしこ。多分にシンプルかつ地味ではありますが、なんとも肩入れしたくなる人です。

スリップケースに入ったプラケ仕様、32ページのブックレット入り。2006年スペインのレーベルからリリースされたものです。

MikeHeron



2010年の映像を
mike heron - painting box



コメント (2)    この記事についてブログを書く
« The Best of the Animals | トップ | Mystic Siva »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Smiling Men With Bad Reputations (Jahking@管理人)
2013-01-30 08:31:27
実はこのファースト、手放して久しくて聴きやすかった....くらいの印象しか残っていないのです(恥)
当時は知らなかったのですがキース・ムーンとかピート・タウンゼントとかスティーヴィー・ウィンウッド、フェアポートのメンバー等々凄いメンツが入っているようですね。今調べたらCD化もされていて、なんとジミー・ペイジまで加わっている曲があるそうな。こっちも聴きたくなりました。

今回取り上げたCDは打って変わって実にシンプル(メンバークレジットは本人を入れて3人)、でも曲のあの親しみやすさは変わらず。私は中古で運よく安く買えましたが、Amazonとかでもソコソコ値が張るのが玉にキズですね。
返信する
Unknown (なる)
2013-01-30 07:09:19
久し振りにソロ・デビュー作を引っぱり出してきて来て楽しんでいますが、この人は本当に親しみやすいいい曲を書きますねぇ。大物ゲスト達のプレイも主役をしっかりと盛り立てていて、いいレコードだと思います。

今回紹介されている盤も聴いてみたくなりました。
返信する

コメントを投稿