Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Cal Tjader - Vince Guaraldi

2017年07月14日 | Jazz
50年代から70年代に掛けてのFantasyレーベルの2大スター、ヴァイブ奏者カル・ジェイダーとピアニストのヴィンス・グァラルディのアルバムを相次いで購入しました。共演盤もある二人、資質も似ているところがあるようで。この頃のFantasy盤はレッドだったりブルーだったりのカラーヴィニール盤で出ているのですが、今回入手の2枚はいずれも黒盤、ということで状態が良いにも拘わらず安価だったのでしょう。


1,Mas Ritmo Caliente/Cal Tjader (Fantasy) 1LP 645円
1958年リリースのコンガやティンバレス等のパーカッションを大幅に取り入れたアフロキューバン・ジャズ盤。カル・ジェイダーは流麗なピアノも弾きますがここではヴァイヴに徹してピアノはヴィンス・グァラルディに任せています。
本盤は女性ダンサーのモノクロの写真を使ったジャケット(下に貼ったyoutubeの画像のもの)もあってこれが初版のよう、今回の入手盤は1960年なって出されたセカンドプレス盤のようです。

Side A
1.Perdido
2.Armando's Hideaway
3.Cuco On Timbales
4.Tumbao
5.Ritmo Rumba
6.Big Noise From Winnetka
Side B
1.Poinciana Cha Cha
2.Mongorama
3.Ritmo Africano
4.Perfidia Cha Cha

Cal Tjader - Big Noise From Winnetka



Perdido








2,Jazz Impressions of Black Orpheus/Vince Guaraldi (Fantasy) 864円
チャーリー・ブラウン/スヌーピーのサントラでお馴染みのピアニスト。こちらで大ヒットしたというチャーリー・ブラウンのクリスマスアルバムを取り上げていました。

で こちらは1962年リリースの「黒いオルフェ曲集」。軽快そのもの、カクテルピアノ寸前の心地良さ、ですね。これを聴くとレッド・ガーランドが時としてカクテル・ピアノと称されるのもうなづいたり。

Side A
1,Samba De Orpheus
2,Manha De Carnival
3,Musso Amor
4,Generique
Side B
1,Cast Your Fate To The Wind
2,Moon River
3,Alma-Ville
4,Since I Fell For You

Vince Guaraldi(p)
Monte Budwig(b)
Colin Bailey(ds)


vince


Vince Guaraldi Trio - Samba De Orpheus



Vince Guaraldi Trio, "Manha de Carnaval"



Cast Your Fate To The Wind

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2 コメント

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Tjader & Guaraldi (Gravenites)
2017-07-16 22:45:00
Cal Tjaderですが、一時私も熱くなりましたね。今回のタイトルの曲が有名みたいです。再発、オリジナルにもアルバム・タイトルになっていたし、2枚組のべストものにもなっていました(モデルのヘア・ジャケットでした。)アフロ・キューバン、バップ、ラテン、ブラジル、フュージョンとリズムを中心にしたノリのいい彼の演奏はたまに聞きます。

Guaraldiは、今回のアルバムが一番売れたのかもしれません。よく見ます。聞きやすいアルバムが多いです。最初は風貌が似ているアレンジャーのManny Albamと同一人物かと思っていました。スヌーピー・シリーズもいいですが、ジュリー・ロンドンとの共演のがレアでしょう。再発が多いので集めやすかったです。
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Re:Tjader & Guaraldi (Jahking@管理人)
2017-07-17 09:11:09
私も、古くからのジャズ仲間も、一度はカル・ジェイダーにハマってFantasy盤、Verve盤を結構集めたりしておりました。ラテン、アフロキューバン、ボサ、純ジャズ、ラウンジと様々な顔への変遷が新鮮だったのかなぁとか。私も今でも結構引っ張り出してはいろいろ聴いています。

グァラルディもジェイダーもFantasyレーベルが主だったのでOJCの再発シリーズで大半のカタログがが簡単に入手できたのがポイントでしたね。
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