Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jazz for a Sunday Afternoon

2019年06月13日 | Jazz
1967年、1968年にNYの有名クラブ“ヴィレッジ・ヴァンガード”で日曜の午後に行われたジャム・セッションを収めたシリーズ盤。このシリーズは3枚あって最初の2枚はNY録音で3枚目はメンバーは全く変わってウエストコースト編となっています。

ジャズを聴き始めた頃に足蹴く通っていたジャズ喫茶で人気盤だった今回入手の2枚、私も何度もリクエストをしておりました。かつては3枚とも持っていましたがいつの間にか手を離れていたのですが、2枚まとめて遭遇し思わず久し振りに再購入してしまいました。

1,Jazz for a Sunday Afternoon Vol.1/V.A. (Solid State) 550円
セッションのリーダー格は恐らくディジー・ガレスピーだったのでしょう、パラッパラのディジーのトランペット、ブリブリのペッパー・アダムスのバリトン、流麗なレイ・ナンスのヴァイオリン、新進気鋭のチック・コリア、がっちり固めるリズム・セクション。溌剌とした演奏は今聴いても引きずり込まれます。入手盤はキングからの国内盤。

Side A
A1 Blues For Max
A2 Lullaby Of The Leaves
Side B
B1 Lover Come Back To Me

Trumpet – Dizzy Gillespie
Baritone Saxophone – Pepper Adams
Violin – Ray Nance
Piano – Chick Corea
Bass – Richard Davis
Drums – Elvin Jones (tracks: A2)
Mel Lewis (tracks: A1, B)
Producer – Sonny Lester

Recorded Live on Sunday in October 1967 at The Village Vanguard.


Blues For Max. Jazz For a Sunday Afternoon. 1968.








2,Jazz for a Sunday Afternoon Vol.2/V.A. (Solid State) 550円
第2集はほぼ同じメンツによる翌年のジャムセッション。が ここでの注目はヴァイオリンのレイ・ナンスに代わって参加したトロンボーンのガーネット・ブラウン。硬質な音色でバリバリ吹きまくる様は爽快そのもの。本盤でこの人を知って一時追いかけたことも。記憶に残るものはブッカー・アーヴィンのPrestige盤「Heavy」、これもブリブリのソロが聴けます。入手盤はSolid Stateからのオリジナル盤。

Side A
A1 Sweet Georgia Brown
Side B
B1 On The Trail
B2 Tour De Force

Trumpet – Dizzy Gillespie
Trombone – Garnet Brown
Baritone Saxophone – Pepper Adams
Piano – Chick Corea
Bass – Richard Davis
Drums – Mel Lewis
Producer – Sonny Lester

Recorded Live on Sunday in August 1968 at The Village Vanguard.


で これをリリースしているSolid State RecordsはUnited Artists Recordsの子会社でUA盤のジャケットを変えての再発ものも多くあったのですが、このシリーズ3枚はSSのオリジナルです。このSolid State、ジャケットがすべて二つ折りの見開きだったこともウリでした。



Jazz for a Sundayafternoon

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