Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

恋のハレルヤ

2011年11月14日 | 和物
1,恋のハレルヤ/黛ジュン (東芝) 1LP 600円
渡辺順子から黛ジュンに改名し67年"恋のハレルヤ"で再デビュー、そのヒットを受けて次作"霧のかなたに"もフューチャーした67年12月に発売されたファースト・アルバム。
超ミニのワンピースを着て元気一杯に歌っていながらもその容貌からは何のトキメキも色気も感じなかったのが逆に妙に印象に残っている人。ただその歌声のパンチ力は相当なものでそのデビュー曲から日本レコード大賞曲"天使の誘惑"から"夕月" "雲に乗りたい"あたりまでは鮮明に刷り込まれています。

かつてこちらで取上げた英Ace系列のBig Beatが編んだコンピCD「Nippon Girls:Japanese Pop Beat & Bossa Nova 1966-70」の例を挙げるまでもなく、日本だけでなく海外でも再評価が著しいニッポンのビート・ガールもの。その筆頭がこの黛ジュン。
で 本盤。"恋のハレルヤ"のヒットに導かれて急遽作られた為なのかどうか欧米ポップスのカバー曲多し。ファズギターを入れたりビートを強調したりと当時の東芝制作人のポップスセンスが鮮明になってくるのは先に書いた「Nippon Girls」に選曲された"Black Room"を筆頭に次作あたりからと思いますが、"ダンス天国" "ツイスト・アンド・シャウト"あたりのキレのよさはさすが黛ジュンだしさすが東芝制作だなぁと。
購入後知ったのですが、本盤は2008年にボートラ6曲を付けて紙ジャケCD化されていました。また翌09年には「天使の誘惑 黛ジュンBOX」なる5枚組も出ていました。

1. 恋のハレルヤ
2. ダンス天国
3. 恋の季節
4. キャント・バイ・ミー・ラヴ
5. 知りたくないの
6. バラと太陽
7. 霧のかなたに
8. ツイスト・アンド・シャウト
9. 好きなのに好きなのに
10. 砂に消えた涙
11. つみな人
12. 恋のサルビア
Jun Mayuzumi

Mayuzumi Jun&The Ox "Black Room"


Jun - Mayuzumi - Black Room

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5 コメント

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LPCD (uni)
2011-11-14 11:28:11
持ってます(苦笑)
かまやつ氏のご親戚
好きなのに好きなのにがハマり曲でした。
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Mayuzumi Jun (Jahking@管理人)
2011-11-14 22:20:36
この人、如何にもuniさんのご贔屓って感じしますね(笑) かまやつ氏と親戚とは知りませんでした。かまやつ氏は森山良子さんとも親戚関係じゃなかったでいたっけ?
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違ったみたいです。 (uni)
2011-11-16 09:59:47
ご親戚じゃなかったみたいですね。
すみません!
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黛ジュン (Gravenites)
2011-11-18 20:27:28
レコード会社もプロダクションも違うオックスがいくら映画とはいえバックをつけていたとは驚きです。

彼女の1967年のデビューは覚えています。ゴールデン・カップス・デビューと同じ頃ですね。歌は確かにうまいほうです。

彼女、本当に芸能界の真っ只中に生きているという感じがしますが同じくらいのキャリアを持つ和田アキ子とはあまり仲が良くないということを聞いたことがあります。

あとやる必要もないようなヌードになったりしたり一応のことはやってきているようですが、スタジオ・ベーシストでは一流の江藤勲との結婚そして離婚が一番印象に残っています。彼女の方の大家族主義が彼に会わなかったそうな。
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オックス-黛ジュン (Jahking@管理人)
2011-11-19 11:24:32
野口ヒデトがその映画「天使の誘惑」出演についてちょこっと触れてるこんなのがありました。
http://www.ne.jp/asahi/hideto/club/oxza.htm
野口さん、今でもバリバリ現役のご様子です。
http://hmfc.cocolog-nifty.com/blog/
http://www.ne.jp/asahi/hideto/club/

黛ジュン、80年代以降の記憶はまったくないのですが、今年に入ってノドの病気で引退とかなんと云う記事をネットでみてまだやっていたんだと驚いた次第でした。今回記事を書くに当たってイロイロみたら紆余曲折はありつつもずーっと歌っていらしたのですね。
江藤勲との結婚というのはさすがに覚えています。
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