Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Eric Burdon 1977

2012年10月27日 | Eric Burdon (& the Animals)
1,Surviver/Eric BUrdon (Polydor) 1LP 200円
エリック・バードン、実質ソロ録音はアニマルズ時代の66年に録音した「Eric is Here」のN.Y.セッションがありますが、ソロ名義でリリースされた初めてのアルバムが77年リリースのこれ。

ウォーと別れエリック・バードン・バンドを結成、これも2年ほどで消滅、直後の76年には一回目のオリジナル・アニマルズを再編し「Before We Were So Rudely Interrupted ~ 魂の復活」をレコーディング。その直後77年に制作されたのが本作と云うことになります。当時ポリドールから出ていた日本盤「ブルースを歌うために」が安価で打ち捨てられていたので思わず救済した次第。因みに本作、未だにCD化されておりません。

プロデュースはジミ・ヘンドリクス発掘で一山当てた旧友チャス・チャンドラー、殆どの曲をエリックと共作しているのはエリックの戦友ズート・マネー、更にはアレクシス・コーナー、ラビット、P.P.アーノルド、サンディ・デニー等が名を連ねるロンドン録音。"I was born to live the Blues" "Tomb of the Unknown Singer"という如何にもエリックが標榜するような楽曲を含んで気合を感じさせるアルバム。今一つ楽曲に魅力が無いのとド派手なギターが癇に障るオーバー・プロデュース気味のサウンドが気にはなりますが、エリック自身は勿論絶好調だし名曲"Tomb of the Unknown Singer"は入っているしでやはり忘れられないアルバム。

Eric Burdon

Eric Burdon - Rocky (1977)


Eric Burdon - Tomb Of The Unknown Singer (1977)


Eric Burdon - I Was Born To Live The Blues (1977)


ERIC BURDON - "FAMOUS FLAMES" - SURVIVOR LP

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3 コメント

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こうして (uni)
2012-10-27 17:20:17
日ごろ良く聞いているTwainと比べると
録音技術が確かに上がってますがあの絶妙なチームワークがなくなって聞こえるのが残念です。
ちょうど一昨日バンド練習でベースがニューアニマルズの
来日公演へいった話をしていました。前の席に鈴木ヒロミツが熱心に聞き入っていたそうです。
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ニュー・アニマルズ (Jahking@管理人)
2012-10-28 08:06:07
うぉー、来日公演に行かれたとは! 大阪の厚生年金ホールでしょうか。
私はまだコンサートに行ける歳ではなかったのですが、TV出演した時の映像は今も目に焼き付いています。少なくとも「ビート・ポップス」と「ヤング720」の2本に出ていていづれも生演奏、"Sky Pilot" "San Franciscan Night" "River Deep Mountain High"を演りました。"Sky Pilot"は10分近い演奏で、パート1とパート2の間ではエリックとズート・マネーがスモークがたかれた中で"戦闘"をしました。
この出演時にTVのスピーカーにマイクをくっつけてオープンリールのテレコで録った音源は今も持っているはずです。
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ヤング720 (uni)
2012-10-28 09:45:04
そんなに鮮明に覚えているんですね。
私はオープンでビートルズを録りました。
画面もカメラで(苦笑)
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