Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Jerry Corbitt - Harvey Mandel

2019年01月13日 | 60's,70's Rock
1,same/Jerry Corbitt (Capitol) 1LP 1,150円
Polydor盤「Corbitt」に続く2枚目のソロアルバム。
プロデュースはヤングブラッズの「Elephant Mountain」(この時点で既にコービットは脱退していたはずですが)も手掛けていたチャーリー・ダニエルズ。1971年と云う時代もあってアーシーで南部っぽいサウンドになっています(ザ・バンドも同じCapitol所属、影響もあるのかな)。一枚目のPolydor盤は今一つピンと来なかったのですが本作は方向性が明確なだけに聴き応え充分。

盟友ジェシ・コリン・ヤングも2曲で客演、"Till You Come Back Home Again"はジェシの曲でバックコーラスに入っています。この曲のペダルスティールはクローバー(後にドゥービーに行く)のジョン・マクフィー。

Side A
A1 Country Boy Blues
A2 Burning In Your Love Light
A3 Georgia
A4 Till You Come Back Home Again
A5 Pain
Side B
B1 John Deere Tractor
B2 Load On
B3 Happy Times
B4 Canada
B5 Get On Back To The Land

因みに84年のたぶん3枚目になるアルバムをこちらで取り上げています。



corbitt



jerry corbitt - georgia



jerry corbitt - john deere tractor



Jerry Corbitt/Load On








2,The Best of Harvey Mandel (Janus) 1LP 300円
ハーヴェイ・マンデル、1975年にリリースされたJanus時代、1971年から74年の4枚のアルバムからのベストアルバム。
ブルースを乗り越えてジャズ、ファンクの要素を多く取り込んでのクロスオーバー、後のフュージョンに通ずるようなサウンドに移行していく時期を捉えたアルバム、ということですね。
オリジナル・アルバムにはさほど馴染んでいない身には編集アルバムという違和感は無く1曲1曲が身に沁みました。

Side A
A1 Pegasus
A2 Freedom Ball
A3 Baby Batter
A4 What The Funk
A5 Shangrenade
Side B
B1 Feel The Sound
B2 Midnight Sun
B3 The Snake
B4 Uno Ino
B5 Cristo Redentor


mandel



mandel



Harvey Mandel - Pegasus



Harvey Mandel - Freedom Ball




The Snake by Harvey Mandel




What the Funk




Shangrenade


コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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Unknown (へなちょこ)
2019-01-14 10:05:41
その昔、ジェリー・コービットのソロが素晴らしいと聞いて早速購入したポリドール盤でしたが?? どうやらいいのはもう一枚の方らしいと聞くも、どこにも売っていない。ようやく巡りあえて噂に違わず素晴らしい内容に感激したものでした。ハーヴェイ・マンデルも、Janus盤があと2枚なかなか揃わず、ベスト盤を聞きながら残る2枚を探したものです。夢中になって探した2人のアルバムですが、どんなに素晴らしいだろうと夢見ていた時期があるものは、印象が深いですね。手軽にデータや音に当たれる現在では、失われてしまった喜びかもしれません。ジェリー・コービットの3枚目にはまだ遭遇できていません。
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Unknown (しみへん)
2019-01-14 18:27:15
Jerry Corbittのこの盤を買った時は正直言うと、「期待していたものと違う」でした。「期待外れ」ではありません。もっとyounbloodsのようなものを勝手に期待していたのかもしれません。いまでは気持ちよく来ていますけど。やはりジェシとかバナナかも・・・
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Re:コービットさんと失われてしまった喜び (Jahking@管理人)
2019-01-14 19:54:54
>へなちょこさん
そうですよね、今ではどんなレア盤でもシングルでもたいていはyoutubeで聴けますものね。youtubeで試聴して探す/買いに行くなんてのは当たり前みたいです。針を落とすまでのドキドキ感、こちらを優先するのは昔ながらの化石人間だからですが、やはりこの感覚は失いたくないですね。

>しみへんさん
プロデュースされ過ぎた感のある1枚目はともかくこの2枚目を聴く限りコービットさんの音楽性はブラッズとは方向性が違ったのは明らかなような気がします。ですが、この2枚目でも3枚目でもジェシ・ヤングは客演していて交流が絶えたわけではないところが何とも嬉しいですね。
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