1,Eclipse at Dawn/Chris McGregor's Brotherhood of Breath (Cuneiform) 1CD 1,200円
南アフリカ出身のピアニスト、クリス・マクレガー率いるブラザーフッド・オブ・ブレス、70年代のブリティッシュ・ロックがお好きな方ならその音楽は聴いてなくともその名と共に左に載せた木彫りのアフリカン人形(?)を使ったキーフ作の印象的なジャケットは目にしたことがあるのではないでしょうか。その1971年のデビュー・アルバムはブリティッシュ・ロック・ファン垂涎のレーベルRCA傘下のNeonからリリースされていて、当時ビクターから日本盤も出ていましたから。
とはいえ、その中身は同じNeonレーベルからのトントン・マクート、スプリング、インディアン・サマー、アンディ・フェアウェザー・ロウのフェアウェザー等々のストレートでは無いにせよロックにカテゴライズされる音楽とは一線を引くアフリカン・フリー・ジャズとでもいうようなものでした。かくいう私も当時ハナタレロック小僧時代にこれをロック喫茶で聴かされこれの何処がロックなの?と困惑したのを思い出します。
で このブラザーフッド・オブ・ブレス、71年から74年頃まで活動するのですが、近年になってこの頃のライヴ録音が続々と発掘されリリースされています。今回購入したのもそんな一枚で1971年11月ドイツでのライヴを収めたもの。
Harry Beckett: trumpet
Marc Charig: trumpet
Nick Evans: trombone
Malcolm Griffiths: trombone
Dudu Pukwana: alto sax
Mike Osborne: alto sax
Alan Skidmore: tenor sax
Gary Windo: tenor sax
Chris McGregor: piano, organ
Harry Miller: bass
Louis Moholo: drums
40年代のバップ・オーケストラを思わせるホーン陣の咆哮アンサンブル、時にくんずほぐれつにメンバーが入り乱れ、しかしながら見事に全体は統率されているという高い音楽性。こんなのをまだ10代のロック小僧が突然聴かされて理解できるわけないわなと今更ながらに。
Chris McGregor's Brotherhood Of Breath - Do It / Eclipse At Dawn (live 1971)
南アフリカ出身のピアニスト、クリス・マクレガー率いるブラザーフッド・オブ・ブレス、70年代のブリティッシュ・ロックがお好きな方ならその音楽は聴いてなくともその名と共に左に載せた木彫りのアフリカン人形(?)を使ったキーフ作の印象的なジャケットは目にしたことがあるのではないでしょうか。その1971年のデビュー・アルバムはブリティッシュ・ロック・ファン垂涎のレーベルRCA傘下のNeonからリリースされていて、当時ビクターから日本盤も出ていましたから。
とはいえ、その中身は同じNeonレーベルからのトントン・マクート、スプリング、インディアン・サマー、アンディ・フェアウェザー・ロウのフェアウェザー等々のストレートでは無いにせよロックにカテゴライズされる音楽とは一線を引くアフリカン・フリー・ジャズとでもいうようなものでした。かくいう私も当時ハナタレロック小僧時代にこれをロック喫茶で聴かされこれの何処がロックなの?と困惑したのを思い出します。
で このブラザーフッド・オブ・ブレス、71年から74年頃まで活動するのですが、近年になってこの頃のライヴ録音が続々と発掘されリリースされています。今回購入したのもそんな一枚で1971年11月ドイツでのライヴを収めたもの。
Harry Beckett: trumpet
Marc Charig: trumpet
Nick Evans: trombone
Malcolm Griffiths: trombone
Dudu Pukwana: alto sax
Mike Osborne: alto sax
Alan Skidmore: tenor sax
Gary Windo: tenor sax
Chris McGregor: piano, organ
Harry Miller: bass
Louis Moholo: drums
40年代のバップ・オーケストラを思わせるホーン陣の咆哮アンサンブル、時にくんずほぐれつにメンバーが入り乱れ、しかしながら見事に全体は統率されているという高い音楽性。こんなのをまだ10代のロック小僧が突然聴かされて理解できるわけないわなと今更ながらに。
Chris McGregor's Brotherhood Of Breath - Do It / Eclipse At Dawn (live 1971)
アクースティックしか弾かない1960~70年代の英国の3大ピアニスト、つまりスタン・トレーシー、キース・ティペット、そしてこのマクグレガーの中で、彼が一番アクの強い音楽を作ります。
実は日本ビクターからもう一枚ブラザーフッド・オブ・プレスのアルバムが出ていました。今回も入っているハリー・ベケット(トランペット)のライブ・アルバムもビクターは出していましたが、何枚売れたか、あるいはなぜ日本発売されたかはいまだに謎です。
もう一枚のブレスのアルバムはともかくもハリー・ベケットのリーダー作まで日本で出ていましたか。よく云えば英断ですが無謀無知が正しい表現でしょうか(笑)
アサガイにも参加していたドゥドゥ・プクアナですが、その粘っこいアルトは独特でとても印象に残っています。
Cuneiform Recordsはマクレガー関連盤をほかにも沢山出しているようですね。
http://www.waysidemusic.com/search.aspx?keyword=Chris+McGregor