Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Andromeda 1969

2013年10月13日 | 60's,70's Rock
1,Seven Lonely Street/Andromeda (Reflection) 1LP 300円
Deccaから数枚のシングルをリリースしていたThe Attackにいたギタリスト、ジョン・ドゥ・カン(John Du Cann)が68年に結成したヘヴィ・サイケ・バンド、アンドロメダ。バンドは短命でRCA Victorにアルバムを一枚残して翌年には解散、ジョン・ドゥ・カンはヴィンセント・クレインのアトミック・ルースターに加入、その後はハード・スタッフを結成と一貫したハード・ロック路線を歩むのは英国ロックファンなら知られるところですね。

Andromeda


で 本盤はそのアンドロメダの1990年になってLPオンリーでリリースされた未発表音源集。
ヘヴィなハード・ロックにプログレ的な要素も持つジョン・ドゥ・カンの書く曲が何といっても素晴らしく、多少演奏が危うかったりするところ、ボーカルがやや弱かったりするところももこれで帳消し。

ジョン・ドゥ・カン、あの時代の英国ハード・ロックを愛する者には永遠の名でしょう。

因みにこのアンドロメダ、活動期間は短った割には多くの録音を残していて「Return To Sanity」と題されたファースト・アルバムの別テイクとか未発表テイクを集めたアルバムも作られています。また、ファースト・アルバムに未発表音源を集めたディスクを加えた2枚組仕様のCDも出ています。そのほかKissing SpellからはBBCライブを含むライヴ盤が2種出ています。
ジ・アタックからアンドロメダを結成する間にファイヴ・デイ・ウィーク・ストロー・ピープルなるバンド名で一枚アルバムを出していますが、これはさながらアンドロメダの変名バンドの感。

Side A
1,Let's All Watch The Sky Fall Down
2,Keep Out 'Cos I'm Dying
3,Darkness Of Her Room
4,Go Your Way
Side B
1,Searchin' For You
2,Seven Lonely Street
3,Sleep
4,See Into The Stars

Bass, Vocals – Mick Hawksworth
Drums – Ian McLane
Guitar, Vocals – John Du Cann

今回入手盤はマット紙に印刷された初回盤、刷り色が濃いジャケットがセカンド・プレス盤。
Andoromeda

Andoromeda


8ページのブックレットが封入されています。
Andro

Andro

Andro



昔からにお気に入り曲がこれ。前半はエレキがウナリをあげて吠えたて後半は一転ガットギターでアランフェス協奏曲をしっとりと.....。


コメント (6)    この記事についてブログを書く
« Somethin' Smith & The Redheads | トップ | Z.Z.Hill 1972 »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しみへん)
2013-10-13 09:23:49
ソリッドなギターが良いです。

一番好きなのはattack ですが、Daemonも好きですね。
返信する
Daemon (Jahking@管理人)
2013-10-13 10:08:46
おーっ、忘れていました、Kissing SpellのCDはしっかり持ってます。実態はモロにハードスタッフですね。
返信する
Unknown (uni)
2013-10-14 08:27:13
ジョン・ドゥ・カン、ジョーママ、ジョジョガン(笑)
返信する
Unknown (Jahking@管理人)
2013-10-14 19:06:19
uniさん、最近はジョー・ママがお気に入りのようで......。
返信する
Unknown (uni)
2013-10-14 19:50:43
WPのあのシリーズで買いました(笑)
返信する
新・名盤探険隊 (Jahking@管理人)
2013-10-15 08:28:31
ですね。
気になってこのシリーズのラインナップを見てみたら何と来月トム・スノウがいた「Country」が出るんだそーな!
http://wmg.jp/artist/country/WPCR000014864.html

気づくキッカケを作ってくれたuniさんに感謝です。
返信する

コメントを投稿