Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

乙女ジャケット・オルガンもの編

2011年09月10日 | ジャケ買い盤
1,Hawaiian Magic/Ken Griffin (Columbia) 1LP 100円
ジャケ裏面のサブ・タイトルの「Soft....Languorous....Easy....Dreamy...」いや、まったくその通りのソフトできらびやかなオルガンによるハワイアン・ムード。
このケン・グリフィンなるオルガニストは40年代から50年代にかけて活躍した人で56年に46歳という若さで亡くなっているそうな。Columbiaで20枚以上のLPを出しています。
チョット見ヘップバーン似のモデルを使ったこのジャケットは随分とモダンなつくりなので、本人が亡くなった後60年代に入ってから作られた編集盤でしょう。

1948年の氏の最大ヒット曲がこれだそう
Ken Griffin - You Can't Be True Dear







2,An Evening with Korla Pandit (Fantasy) 1LP 100円
the Godfather of Exoticaの異名を持つコーラ・パンディット。
古くから中古レコ屋のエサ箱をゴソゴソやっている方はインド人っぽいターバンを巻いたアンチャンがオルガンを弾いているジャケットを見たことがないでしょうか。あれがこのコーラさんです。今回入手した盤のライナーにもインドのニューデリーで生まれて.....と書いてありますが、実は真っ赤なウソでミズーリー州はセントルイスの出身のアメリカ人。とまぁ、そんな特異なキャラとエキゾティックなオルガン・インストで50年代から60年代に掛けて人気を博した人。

Korla

12インチのLPは58年からFantasyから大量にリリースしていて今回入手盤は60年にリリースされたもので、オリジナルFantasyのレッド・ヴィニール盤。「A Concert Performance」のサブ・タイトル通りライブ録音。
the Godfather of Exoticaの異名を持つとか云われるとソウル・ジャズにも通ずるようなハモンド・オルガンを想像しますが、本盤ではまったくその気はないクラッシック音楽にも通ずるようなラウンジ・オルガンとでもいうようなものでした。他にももっと聴いてみたい人です。しかし、これが100円は極めてラッキーでした。上記盤ともども吉祥寺DUでの見っけもの。

Korla

詳しくはオフィシャル・サイトのこちらで。

The Godfather of Exotica


Korla Pandit - Miserlou








コメント    この記事についてブログを書く
« The Mono Men | トップ | Boss Beat and more LP's »

コメントを投稿