1,You are What You Eat./O.S.T (Columbia) 1CD 1,890円
昨年ついに復刻となったジョン・サイモンが音楽監督を務めた67年の幻のサントラ盤の紙ジャケCD。
私の狙いはポール・バターフィールドとエレクトリック・フラッグの参加だったのですが、それに留まらずおおいに気に入ったアルバムです。さすがに古くから好きものには注目されていたアルバムだけのことはありますね。
ザ・バンドのメンバーをバックにした驚愕ソプラノ歌手タイニー・ティムの歌う"Be My Baby"とかPP&Mのピーター・ヤーロウの美しい小品、マンフレッド・マンのヒットで知られる"My Mame is Jack"のジョン・サイモンの自演ヴァージョン、時代の雰囲気を醸し出すサウンド・コラージュ等々から、かつて日本に住んでいたスーダンの音楽家ハムザ・エル・ディンのウード曲なんてのまで入ってて聴きもの満載。
で お目当てのポール・バターフィールドは今ひとつ存在感が無く期待したほどでもなかったのですが、フラッグのほうはジョン・サイモンがグショ・グショにエフェクト処理をかましてその中をマイク・ブルームフィールドのギターが飛びまくるといったその曲タイトル"Freakout"通りぶっ飛んだ6分41秒。最高です。
昨年ついに復刻となったジョン・サイモンが音楽監督を務めた67年の幻のサントラ盤の紙ジャケCD。
私の狙いはポール・バターフィールドとエレクトリック・フラッグの参加だったのですが、それに留まらずおおいに気に入ったアルバムです。さすがに古くから好きものには注目されていたアルバムだけのことはありますね。
ザ・バンドのメンバーをバックにした驚愕ソプラノ歌手タイニー・ティムの歌う"Be My Baby"とかPP&Mのピーター・ヤーロウの美しい小品、マンフレッド・マンのヒットで知られる"My Mame is Jack"のジョン・サイモンの自演ヴァージョン、時代の雰囲気を醸し出すサウンド・コラージュ等々から、かつて日本に住んでいたスーダンの音楽家ハムザ・エル・ディンのウード曲なんてのまで入ってて聴きもの満載。
で お目当てのポール・バターフィールドは今ひとつ存在感が無く期待したほどでもなかったのですが、フラッグのほうはジョン・サイモンがグショ・グショにエフェクト処理をかましてその中をマイク・ブルームフィールドのギターが飛びまくるといったその曲タイトル"Freakout"通りぶっ飛んだ6分41秒。最高です。
変てこなアルバムですが、面白いですよね。
時々聴いてます。
今は、最近安く入手した、
Roger Morris の Light Up The Road (2001 年) を聴いています。
はい、やっと。あるうちに買っておきました、逃したら入手難しそうなので。
>Roger Morris
これですね。
http://cdbaby.com/cd/rogermorris1
ファーストは買わねばと思いつつ未だ未入手。パブ・ロック路線なんですよね?
"Light Up The Road"はどんなものでしょう?
プロデューサーおよびギタリストとして、また、
John Weider も参加した、First Album は
Pub Rock というより、土臭いフォーク、
あるいはフォーク・ロック・アルバムだと思います。
Light Up The Road (2001) や Beholder (2004) も
時の流れとは関わりなく、同じ雰囲気を持ったアルバムです。
ちなみに、First Album が本人へ連絡なく
勝手にリリース (Northern Village 盤) されたため、
憤慨した本人が、後の2枚の発売依頼を断ったとのことです。
(これら2枚は、国内では、MSI からリリースされています)
First Album は後に、英 Hux からボーナストラック4曲を追加して、
リリースされました。
こりゃ、ヤバいなぁ、知りませんでした、即注文いましょう、Hux盤。
いつも情報有り難うございます。
ご教授いただきついでに。
昨年CD/LP化されたThe Action~Mighty Babyに在籍したReg Kingのアルバムが気になっています。
お聴きになりました?
無知で申し訳ありません。聴いていません。
現在、Blue Jug のファーストの購入を検討しているところです。
http://www.clinck.co.jp/merurido/dtl.php?ky=NACD3237
芽瑠璃堂安いですね、今がチャンスですか。
Roger Morrisのついでに勢いでReg Kingも行っちゃいます。そういえば、KAREN DALTON も買ってない。いやはや、クズLP買ってる場合じゃないなぁ、といいつつ買っちゃうわけですが(苦笑)
ポール・バターフィールドとマイク・ブルームフィールドが参加が共通しているもののまったく趣が違うアルバムですよね。
「You are What You Eat」はある意味極めてサントラしていたアルバムですが、「Steel Yard Bues」はまるでサントラしていない(映像が浮かんでこない、音楽だけで成立している)もののような印象があります。
音楽自体もサイケとフォーキー・スワンプとまったく違いますし。
久しく聴いていないのですが、ニック・グレイヴナイツとマイク・ブルームフィールドが殆どの曲を書いているにも関わらずマリア・マルダーのオールドタイミーな歌が印象的なアルバム。彼女のまるでビリー・ホリディしていた曲とモロのカントリー・ブルース、そして一曲だけあったポールのリード・ヴォーカル曲ばっかり聴いていた時期がありました(確かいずれもLPのB面でした)。マイクの存在感が殆ど無かったのにがっかりした記憶もあります。
このアルバムは多分私なんかより通りすがりさんが愛聴されていたりするのではないでしょうか?(と 勝手に振ってみたりします)
67年にあんなサイケなアルバムを作ったジョン・サイモンが数年するとこの「Steel Yard Bues」で聴けるようなフォーキーで土臭い音楽に移っていく訳ですから面白いですね。ジョンが72年にサントラを手掛けていたらこんなアルバムになっていたのかも。
http://www.amazon.com/Steelyard-Blues-1973-Film-Gravenites/dp/B00004TXR1
きっちり買い逃しています。(笑
> 67年にあんなサイケなアルバムを作ったジョン・サイモンが
69年には、Last Summer という、
70年の John Simon's Album のプロトタイプみたいな、
サントラを、The Band のメンバー達と作っているわけで、
この時点で既に、十分土臭い方向を向いていたのではないかと思います。
この時代のポップミュージックの移ろいの早いこと、いつも驚かされます。
PS:
Roger Morris、Reg King、勢いでKaren Dalton までオーダーしちゃいました。