Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Rock'n Roll Original Collection:Surfin' & Hot Rod

2012年09月25日 | Surfin' & Hot Rod,Eleki Inst.
1,ロックン・ロール・オリジナル・コレクション Vol.5 : サーフィン&ホット・ロッド/V.A. (CBS ソニー) 1LP 100円
1977年にCBSソニーがリリースした全6枚の「ロックン・ロール・オリジナル・コレクション」シリーズの一枚。これのミント盤が100円、まぁ、今に至ってはそれも納得。
が、このシリーズの他の5枚は別にフツーのオールディーズ・オムニバス盤だったのですが、このVol.5サーフィン&ホット・ロッド編はBruce&Terry、Rip Chords、Bruce.Johnston、Surfer GirlsといったCBS系のサーフ・ミュージックがついに聴けたという、オールディーズ~サーフィン&ホット・ロッドのファンにとっては嬉しい嬉しい衝撃の一枚だったのです。
ということで、本盤が私にとってCBS系のサーフ・ミュージック(要はブルース&テリー)の事始めだったのでした。70年代からサーフィン&ホット・ロッドを聴き始めたフツーのファンのブルース&テリーとの出会いは同じようなものだったのでは。
そんなこともあって思わず100円箱から救済してしまったもの。
Side A
1,サーフィン世界を廻る/ブルース.ジョンストン
2,青春の渚/ブルース&テリー
3,午前0時のマカハ/B.ジョンストン
4,ダウンアンダー/B.ジョンストン
5,雨の日のために/ジャン&ディーン
6,バイクでバイバイ/リップ・コーズ
7,ヘイ・リトル・コブラ/リップ・コーズ

Side B
1,いかしたクーペ/リップ・コーズ
2,イエロー・バルーン/J&D
3,ヒア・アイ・スタンド/リップ・コーズ
4,ポケットが虹でいっぱい/J&D
5,サーフィン踊ろう/B.ジョンストン
6,ドラッギン・ワゴン/サーファー・ガールズ
7,カスタム・マシーン/ブルース&テリー

蛇足ですが、本盤以後のCBS系サーフ・ミュージックの展開を。

本盤リリースの翌年には、当時流行っていたカラパナに代表されるサーフ・ロックにかこつけた「Sunshine Surfin'」なる2枚組が出ました。これはセシリオ&カポーノ3曲、なぜかジョニー・リバース1曲、フラッシュ・キャデラック1曲以外は上記とほぼ同じ布陣プラスHot Doggersという嬉しいもので、達郎氏と上記と同じフォーエバー・レコードの故宮下静雄氏の濃い解説がこれまた嬉しいものでした。

更に82年には「Summer means Fun」なるブルース&テリー2曲、リップ・コーズ9曲、ホット・ドッガーズ4曲、B.ジョンストン2曲にJ&D(Like a Summer Rain)、F.キャデラック(Pipeline)、J.リバース(Help Me Rhonda)を加えた2枚組が出ました。

Surfin

この裏ジャケットの写真がリップ・コーズのアルバム「Three Windows Coupe」からも流用だったと知ったのはずいぶんと後になってからでした。
Surfin

Bruce Johnston - Down Under


HEY LITTLE COBRA - The Rip Chords


The Surfer Girls - Draggin' Wagon


Bruce and Terry - Custom machine




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