1,Newport Jazz Festival 1969/V.A. (Master Point) 1CD-R 890円
1969年7月3日から6日にかけて行われたニューポート・ジャズ・フェスティバルの一部をオーディエンス録音で収録したもの。
フェスティバルの出演者、セットリスト等詳細はこちらを参照ください。
で 本盤に収められているのは下記の4組、フルセット収録のジェスロ・タルを除きほかの3組は断片のみの収録、それもフェード・イン&アウトだったりします。ツェッペリンに関してはいくつかのオーディエンス録音が出回っていてアンコールも含めてセットリストすべてが陽の目を見ています、かつてこちらで取り上げたのもその1枚です。
ということで、内容的には貴重ではあっても中途半端なものなのですが、実は驚きの事実が。なんと通して聴くとそこかしこに日本語の会話が聴こえるのです、調べてみるとこの元となった音源はあの故福田一郎氏(若しくはその同行者)がカセットに録音したものだというフレコミだそう(CDのトレイ裏にTDKのカセットの写真が載っています)。
そう思って聴くとジェスロ・タルの冒頭に聴こえる「ジェスロ・タルって凄いんだよな」って声は確かに当時TVやラジオでよーく聴いていたあの声に聴こえます。うーむ、どこでどうなって流出したのか.....、しかし、69年時点でこんなメンツを観ていた日本人がいた事実に接して軽いショックを覚えます。
多分、この時の様子はNMM等にレポートされているのではないかと思いますが、手持ちの資料では確認できませんでした。
尚、音質はこの時代のオーディエンス録音にしては最良と云って良い迫力のあるものです、特にツェッペリン音源はそのダイナミズムが見事に捉えられています。
Led Zeppelin
1. The Train Kept A Rollin'
2. I Can't Quit You Baby
3. Dazed & Confused
Blood Sweat & Tears
4. You've Made Me So Very Happy
Roland Kirk
5. The Theme
Jethro Tull
6. My Sunday Feeling
7. Bouree
8. A New Day Yesterday
9. Dharma For One
10. Nothing Is Easy
1969年7月3日から6日にかけて行われたニューポート・ジャズ・フェスティバルの一部をオーディエンス録音で収録したもの。
フェスティバルの出演者、セットリスト等詳細はこちらを参照ください。
で 本盤に収められているのは下記の4組、フルセット収録のジェスロ・タルを除きほかの3組は断片のみの収録、それもフェード・イン&アウトだったりします。ツェッペリンに関してはいくつかのオーディエンス録音が出回っていてアンコールも含めてセットリストすべてが陽の目を見ています、かつてこちらで取り上げたのもその1枚です。
ということで、内容的には貴重ではあっても中途半端なものなのですが、実は驚きの事実が。なんと通して聴くとそこかしこに日本語の会話が聴こえるのです、調べてみるとこの元となった音源はあの故福田一郎氏(若しくはその同行者)がカセットに録音したものだというフレコミだそう(CDのトレイ裏にTDKのカセットの写真が載っています)。
そう思って聴くとジェスロ・タルの冒頭に聴こえる「ジェスロ・タルって凄いんだよな」って声は確かに当時TVやラジオでよーく聴いていたあの声に聴こえます。うーむ、どこでどうなって流出したのか.....、しかし、69年時点でこんなメンツを観ていた日本人がいた事実に接して軽いショックを覚えます。
多分、この時の様子はNMM等にレポートされているのではないかと思いますが、手持ちの資料では確認できませんでした。
尚、音質はこの時代のオーディエンス録音にしては最良と云って良い迫力のあるものです、特にツェッペリン音源はそのダイナミズムが見事に捉えられています。
Led Zeppelin
1. The Train Kept A Rollin'
2. I Can't Quit You Baby
3. Dazed & Confused
Blood Sweat & Tears
4. You've Made Me So Very Happy
Roland Kirk
5. The Theme
Jethro Tull
6. My Sunday Feeling
7. Bouree
8. A New Day Yesterday
9. Dharma For One
10. Nothing Is Easy
フランク・ザッパも出たこのニューポート、翌年からはニューヨーク市に場所を変えたようですが、同じ1969年でもある意味ではウッドストックよりもすごいフェスティバルだったと言えます。
主催者のジョージ・ウェインはもうロックはこりごりと思ったでしょうが.......。
いや、ほんとそうですね、マイルス、サン・ラ、ハンコックからマザーズ、TYA、ジェフ・ベック、BST、Zepp、ですものね。
翌1970年の出演者をみてみると打って変わってロック勢は皆無、R&B/ブルース勢でシュギー・オーティス、アルバート・キング・アイク&ティナがあるのみであとはすべてジャズ勢(ナベサダさんカルテットも)、それもバック・トゥ・ルーツでサッチモを中心にしたニューオリンズ・ジャズにスポットを当てたりしてその方向転換は実に鮮明。
Graさん仰る通りジョン・ウェインはロック勢はもうたくさんと懲りたのでしょうね。
こんなことからも、1969年はロック革命の頂点を極めた年だったのだろうなとあらためて思います。