Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

佐藤公彦 - わさびーず - 田吾作

2017年01月05日 | 和物
1,遠乗りの果て/佐藤公彦 (エレック) 1LP 100円
我々の世代だと佐藤公彦といよりケメの愛称で知られた人であり、フォークグループ「ピピ&コット」の一員だった人、というイメージ。テレビ神奈川(TVK)の音楽番組ヤングインパルスによく出演していてそのやや中性的なナヨっとしたお姿もハッキリと記憶しています。

本盤は1975年に出たエレックでの最後のアルバム、初めて聴いたアルバムですが高中正義、佐藤準、徳武弘文、吉川忠英、村上Ponta秀一等々をバックに随分としっかりしたアルバム作りで、ソングライターとしての才も十分に感じさせてくれる聴き応えのあるアルバム。初期の"バイオリンのおけいこ"とか"とおりゃんせ"のイメージしかなかったのでなかなか新鮮な驚きでした。ジャケットをはじめとして渋谷則夫氏の手になるアルバム全体のアートワークも素晴らしい出来。

1. 暑い砂
2. 雨に歌えば
3. 悲しさを手紙にこめて
4. 学生通り
5. 大空
6. 春のあらし
7. 春から夏の日に
8. 薄化粧
9. お月さんあんたに
10. 浜辺
11. やさしくうたって

ケメ







2,木曽の花嫁さん/わさびーず (Victor) 1LP 300円
長野県出身の4人組による1975年盤。
あの懐かしい山や川や畑を思い起こすような素朴なフォーク。

1.山国の祈り
2.信濃の人とお茶の話
3.月見草
4.田舎の子守唄
5.木曽路にひとり
6.あばなあばな
7.木曽の花嫁さん
8.わさびの花
9.月おくれの七夕様
10.遭難
11.信濃の用心棒
12.どうしても信濃ゆき


わさびーず長野から二本松の浪江町民に支援コンサート








3,二町五反の唄/田吾作 (エレック) 1LP 300円
秋田県羽後本荘市出身のフォークデュオ田吾作の1975年盤。
民謡に範をとった演歌にも通ずるようなフォーク。こちらのグループも一旦は解散したものの再結成して今も歌っているようです。

1.秋田田吾作節
2.ふるさと
3.ポンポン船
4.東京に行って
5.雨が上がれば
6.名犬五全
7.雪ん子
8.エンピツと消しゴム
9.秋には
10.好きなのに
11.見つからないんです

田吾作


『秋田田吾作節』 田吾作



田吾作 / 雪ん子




『ふるさと』 田吾作


秋田田吾作節









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2 コメント

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Unknown (uni)
2017-01-05 07:29:43
エレック懐かしいですね。
フォークルからイムジン河発禁とかの時代から
拓郎などの時代へ
良いジャケットですね。
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Re:エレック (Jahking@管理人)
2017-01-05 07:58:16
西のURC、東のエレック。
そのカタログはCDの時代になっても何度も復刻されています、10年にも満たない活動期間だったのですが時代と共に駆け抜けたレーベルでしたね。
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