Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

マイペースで行こう

2017年01月04日 | 和物
昨年の後半頃から、ちょっとしたキッカケでまたまた70年代の「お涙頂戴四畳半叙情派フォーク」をポツポツと買い集めています。少し前までこの手のLPはせいぜい500円も出せば余裕で買えたのですが、このところ値が上がってきていてアタフタしている今日この頃。

この手にまた興味を持ちだしたキッカケというのがとあるグループのLPが猛全と聴きたくなってで、実はそれは未だ見つからず、当分和物エサ箱を漁ることになりそう。まぁ、実はヤフオクとかでは結構出ていたりするのですが、このあたりは意地で足で稼ごうかと。

ということで、今年もマイペースで行こうかという思いを込めて、印象的なフルートで始まり「♪東京へはもうなんども行きましたね♪ 君の住む、美し都♪」でお馴染み秋田出身の3人組、マイペースのファースト&セカンド・アルバムを。以前から持っていたものですが、帯付きに遭遇、思わず手が出たものでした。



1,東京/マイペース (Victor) 1LP 864円
1975年1月に発売されたファースト・アルバム。
タイトル曲は印象的なメロディーと歌詞のお陰でとてもインパクトのあった曲。
個人的には歌われた"東京"が東京育ちには決して描けない"東京"だったところに新鮮でいながらも居心地の悪さを感ずるという複雑な感情にとらわれた歌詞でした。

Side A
1. 東京
2. 雪路つむじ風
3. 朝はもうすぐ
4. 君が好き
5. 桜道 ’74
Side B
1. 南へ
2. あなたに
3. K町露路裏想い出通り
4. さよなら
5. 朝の郵便受


東京





2,マイ・スペース/マイペース (Victor) 1LP 864円
1年後の1976年2月に発売されたセカンド・アルバム。
鈴木慶一をはじめとするはちみつぱい(ムーン・ライダーズ)のメンバーから矢野誠、松本隆までが参加し歌詞を含めてとてもあか抜けた印象。松本隆がライナーで一文を載せています。

Side A
1,星間飛行
2,白い部屋
3,雪待夜
4,スウィート・テレフォン
5,津波
Side B
1,夕日の町
2,急行列車
3,曇り坂
4,パーティー
5,春



マイスペース

マイペース 東京







3,ライヴ!/山平和彦 (ベルウッド) 2LP 100円
72年の「放送禁止歌」で知られるマイペースと同じ秋田出身のフォークシンガー、1974年12月名古屋市公会堂でのライヴを収めた2枚組LP。最近仕入れたこのレコード見て軽く驚きました、基本弾き語りなのですが何曲かにマイペース、それに何とセンチメンタル・シティ・ロマンスのクレジットが。担当楽器はおろかメンバーの名さえ無いクレジットで何とも不親切......が、思えばこの録音時マイペースもセンチもレコードデビュー前(正確にはマイペースは「東京」のシングルを出した直後、センチは翌年デビュー)で、要はこの時点ではクレジットするに及ばずの存在だったわけですね。
マイペースは元々同じ秋田出身で山平のバックバンドを担っていて、例の「東京」も山平和彦がプロデュースしたものでした。
また、1曲だけですが西岡恭蔵が客演、西岡の名曲"街の君"をデュエットしています。



ライヴ

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2 コメント

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Unknown (uni)
2017-01-04 13:50:12
東京 ついお風呂での口ずさみで出る曲です。
そこに彼女はいませんが(苦笑)
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Re:東京 (jahking)
2017-01-04 21:11:22
1回聴いたら忘れなくなるほどの歌詞とメロディを持った曲ですから、知らず知らずのうちに口ずさんでいたりと、そんなこともままありましたね。
もう40年も前の曲なのに今も忘れ難いです。
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