Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

お買い初め 2022

2022年01月07日 | ノンジャンル
ことしのお買い初めはお買い物ついでの吉祥寺で。が、困ったことにコレと云うブツに巡り合わない! 折角来たのに....と無理やり買った極安盤LPが9枚。
ですが、それは後回しにして、年末に芽瑠璃堂に発注していたブツが同じ5日にとどいたので、こちらからいっておきます。

1,青いささやき b/w 恋のサイケデリック / ザ・デビィーズ (Teichiku/Clinck) 45's 1,650円
結構前に復刻されていたシングルで気にはなっていたもの今一つ手が出なかったもの。が、店頭で見なくなるとムクムクと欲しくなってくるというお馴染みの習性、販売元にはまだ在庫があったようで即ポチっと。

札幌出身GSの68年月発売盤。目玉はB面の"恋のサイケデリック"、このタイトルじゃなかったらここまで持ち上げられることも無かったのかなと思う向きもいますでしょうが、実はそのタイトルに負けない和製サイケの傑作だと思います。そのムード歌謡な容貌にはまったくそぐわないところもいいし。ブルーコメッツやスパイダースもやっていた日本独自解釈のサイケデリック・ミュージック、時代のあだ花ですね。

デヴィーズ


デヴィーズ


ザ・デビィーズ 青いささやき c/w 恋のサイケデリック(初回限定プレス・アナログ7inch)  THE DAVI’S AOI SASAYAKI/KOI NO PSYCHEDELIC








2,オールデイズ・レコードアルバム・ガイドブック~ガールズポップ編 (Oldays) 1CD 500円
Oldaysレーベルがリリースしたガールポップもの20枚をレヴューしたガイドブック、オマケにその20枚からピックアップした20曲が入ったCDが付いているというもの。サンプラーということで500円、これはお買い得ですね。

girlpop


girlpop






3,走れパトカー~エディー・バートランド・ストーリー / エディー・アンド・ザ・ショウメン(Oldays) 1CD 1,350円
相変らず毎月毎月発売を続けるOldaysレーベルの紙ジャケCD。ちょっと目を離すととんでもないものが出ていたり。今回見つけたのがコレ。
カリフォルニアはサウスベイをベースに活動していたサーフギターの名手エディ・バートランドの関連録音を集めたもの。"Mr.Moto"で知られるリチャード・デルヴィー、ポール・ジョンソンとのベルエアーズで始まり自らが率いた"Squad Car~走れパトカー"で知らるエディ・アンド・ザ・ショウメンを中心に、関連のチャレンジャーズ、ジャーニーメン、ベイランダーズ、トム・スター&ギャラクシーズまで25曲を収めたサーフギターインスト・ファン狂喜のCD。こんなのが1,500円足らずで聴けるって! そのその昔、東芝から出ていた"走れパトカー"のシングルをウン千円で買った頃からすると隔世の感。

Eddie


Eddie


Eddie


1963年の終わり頃に東芝から発売された"走れパトカー"
Eddie


Eddie


Eddie


Squad car - Eddie and the showmen




Eddie & The Showmen Scratch 1




Mr. Moto



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4 コメント

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Unknown (uni)
2022-01-07 14:03:24
GSもインストもまだまだ知らないものばかり
奥が深いですね。
年末に幼馴染のレコ友が亡くなりました。
自分のレコ棚見てため息ばかりです。
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Unknown (jahking)
2022-01-07 16:19:49
……合掌
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The Davies (Gravenites)
2022-01-15 01:33:59
清潔、短髪で、きちんとドレスアップした上場会社営業マンのようないでたちで、「恋のサイケデリック」とまたありそうでなかったタイトルのサイケ風味をまぶしたような曲を演奏する連中、確かにユニークです。当時の海外にもいなかったのでは。「サイケデリック」というキーワードを当てはめたと思われる「恋のサイケデリック」、いろいろな解釈が出来そうなタイトルです。とても印象付けられました。
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Re:ザ・デビィーズ (Jahking)
2022-01-15 09:13:32
ブルコメの"サイケデリックマン"とかスパイダース(かまやつさん)の"なればいい"とかと同質の日本ならではの解釈のサイケ曲、いですね。60年代後半の宇野亜喜良のイラストとかも。
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