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1,same/Aota (TT Productions) 1CD-R 500円
CBS-Sonyが立ち上がった頃この日本盤を出ていましたね、このエイオータ。AORTA=エイオータ=心臓 なんてここで覚えたものです。(ジャケに写るはまさにその心臓です)
本盤の原盤はColumbia、69年の同じ月にシカゴ(トランジット・オーソリティ)、イリノイ・スピード・プレス、フロックと共に"Chicago Sound"の名の下、鳴り物入りで発売されたものらしいです。残念ながらそれほどうれなかったようですが。
で このファースト・アルバムですがオルガンを主体にしたサイケ風ヘヴィ・ロックがお得意の様子、コーラスも生かしてヴァニラ・ファッジも意識にあるよう。ですが、さすがメジャーの作品らしく大胆にストリングスやブラスをうまくそのヘヴィなサウンドに絡ませたドラマチックなナンバーがあったり、心臓の鼓動から始まり、赤ちゃんの鳴き声、ベルの音等々SEも随所にいれたり相当に凝った作りになっています。
2,2/Aota (TT Productions) 1CD-R 500円
で こちらはColumbiaを離れて翌年にマイナーのHappy Tigerから出したセカンド・アルバム。このバンドの中心人物はその後ソロ・アルバムも出して活躍するJames Vincentのようですが、この2枚目ではそのヴィンセント氏が全曲を手掛けていて1枚目とはまったく違う音作りになっています。つまり1枚目はColumbiaのスタッフが寄ってたかって作り上げたもの、この2枚目が本来のこのバンドのサウンドともいえるようです。
で これが面白いかというと凡庸、ヘヴィなオルガンとコーラスが消えてありきたりのアメリカン・ロックに。
このJames Vincentはこのエイオータを組む前はシカゴのピーター・セテラ、バッキンガムスのマーティ。グレッブと共にThe Exceptionsなるクラブ・バンドをやっていたそう、また"Rotary Connection" "Lovecraft" とも関係がある模様で当時のシカゴのロック・シーンではかなり知られた存在だったようです。
尚、このエイオータの2枚はTT.ProductionsなるところからのCD-R復刻盤です。
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3,Sunshine & Shadows/Ars Nova (Atlantic) 1LP 500円
67年にElectraからポール・ロスチャイルドのプロデュースで出したファーストに次ぐ2枚目のアルバム。ファーストはアンダーグラウンドっぽいサイケ・アルバムだった記憶がありますが、大幅にメンバーを入れ替えてのこの2枚目は何とジャズ・トランペッターとして名が知れるジミー・オーエンスと同じくジャズ・アルバムを出しているギタリストのサム・ブラウンがメンバーに。
当然大幅にサウンドは変化、ポップでありながらもジャズからサンバまでを実にしっかりした演奏で。随所にジーミー・オーエンスのいいペット・ソロが入って結構楽しめました。でも随分と成熟しすぎたというか破綻がないというか勝手知ったる大人がやった余興ロックって感じもありでやや複雑な印象。
これも当時日本グラモフォンから日本盤がでていましたね。
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Electraからのファースト・アルバム
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CBS-Sonyが立ち上がった頃この日本盤を出ていましたね、このエイオータ。AORTA=エイオータ=心臓 なんてここで覚えたものです。(ジャケに写るはまさにその心臓です)
本盤の原盤はColumbia、69年の同じ月にシカゴ(トランジット・オーソリティ)、イリノイ・スピード・プレス、フロックと共に"Chicago Sound"の名の下、鳴り物入りで発売されたものらしいです。残念ながらそれほどうれなかったようですが。
で このファースト・アルバムですがオルガンを主体にしたサイケ風ヘヴィ・ロックがお得意の様子、コーラスも生かしてヴァニラ・ファッジも意識にあるよう。ですが、さすがメジャーの作品らしく大胆にストリングスやブラスをうまくそのヘヴィなサウンドに絡ませたドラマチックなナンバーがあったり、心臓の鼓動から始まり、赤ちゃんの鳴き声、ベルの音等々SEも随所にいれたり相当に凝った作りになっています。
2,2/Aota (TT Productions) 1CD-R 500円
で こちらはColumbiaを離れて翌年にマイナーのHappy Tigerから出したセカンド・アルバム。このバンドの中心人物はその後ソロ・アルバムも出して活躍するJames Vincentのようですが、この2枚目ではそのヴィンセント氏が全曲を手掛けていて1枚目とはまったく違う音作りになっています。つまり1枚目はColumbiaのスタッフが寄ってたかって作り上げたもの、この2枚目が本来のこのバンドのサウンドともいえるようです。
で これが面白いかというと凡庸、ヘヴィなオルガンとコーラスが消えてありきたりのアメリカン・ロックに。
このJames Vincentはこのエイオータを組む前はシカゴのピーター・セテラ、バッキンガムスのマーティ。グレッブと共にThe Exceptionsなるクラブ・バンドをやっていたそう、また"Rotary Connection" "Lovecraft" とも関係がある模様で当時のシカゴのロック・シーンではかなり知られた存在だったようです。
尚、このエイオータの2枚はTT.ProductionsなるところからのCD-R復刻盤です。
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3,Sunshine & Shadows/Ars Nova (Atlantic) 1LP 500円
67年にElectraからポール・ロスチャイルドのプロデュースで出したファーストに次ぐ2枚目のアルバム。ファーストはアンダーグラウンドっぽいサイケ・アルバムだった記憶がありますが、大幅にメンバーを入れ替えてのこの2枚目は何とジャズ・トランペッターとして名が知れるジミー・オーエンスと同じくジャズ・アルバムを出しているギタリストのサム・ブラウンがメンバーに。
当然大幅にサウンドは変化、ポップでありながらもジャズからサンバまでを実にしっかりした演奏で。随所にジーミー・オーエンスのいいペット・ソロが入って結構楽しめました。でも随分と成熟しすぎたというか破綻がないというか勝手知ったる大人がやった余興ロックって感じもありでやや複雑な印象。
これも当時日本グラモフォンから日本盤がでていましたね。
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Electraからのファースト・アルバム
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ご存知だと思いますがこのAorta、最近AXISなるレーベルからプレスCDで再発されています。