Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Teen Pop Singers

2008年06月23日 | 50's 60's Oldies
1,Greatest Hits Vol.1/Frankie Avalon (Chancellor) 1LP 100円
2,Greatest Hits Vol.2/Frankie Avalon (Chancellor) 1LP 100円
歌手としての全盛は58年~62年でこの間に24曲もチャートに送り込んでいる大スター。時はロックンロールの全盛時代なのですが、この人の音楽スタイルはティーン・ポップスというよりフランク・シナトラやペリー・コモ、ディーン・マーチンといった大人の歌手のヤング版という印象を持っていました、昔から。ゴージャスなオケに大甘なアレンジ、全米1位の有名な"Venus"とか"Why"がまさにそれでしたから。

そんなことで、オールディーズ~ティーン・ポップ好きの私ですがこのフランキー・アヴァロンはどうもいまひとつ入れ込めないというか、殆ど聴いてこなかった人でありました。

で 本盤はユピテルが82年に出したベスト盤。
100円のミント盤が転がっていたので買ってみたわけですが、58年のファーストヒット"ディ・ディ・ダイナ"、同年の"ジンジャー・ブレッド"、翌年の"好きなのは誰さ"とか初期のナンバーは結構ロックンロールだったりして、今更ながらこの人の印象もちょっとだけ変わりました。特に"好きなのは誰さ~Just Ask Your Heart"とそのB面だったという"恋は愚か~Two Fools"はギターも冴えるお見事なティーンポップでお気に入り。

Avalon 2



3,More Golden Hits of Gene Pitney (Musicor) 1LP 100円
このジーン・ピットニーも同時に買ったものでミントものが100円。さすがにこのあたりの80年代に出たベスト盤LPなんぞ誰も振り向かないでしょうね。CDも出ているでしょうし。

で このジーン・ピットニー、あの日本だけの大ヒット"ルイジアナ・ママ"一発でよーく知られるシンガーですね。やたら甲高い声(なんでも2オクターブ半も平気でだせて「7つの声を持つ男」と言われたそうな)でイタリア語がお得意なシンガーというイメージ。

リッキー・ネルソンの"Hello Mary Lou"とかクリスタルズの"He's a Revel"、ボビー・ヴィーの"Rubber Ball"とかの作者としても知られているかも。

フィル・スペクターとの絡みでストーンズのファースト・アルバムでピアノを弾いたということでも知られているかも。

一番好きなのはスペクターのプロデュース、ゴフィン-キング作の"Every Breath I Take"というポップス・ファンが多いかも。

Pitnney2



4.Winners/Steve Lawrence (Clumbia) 1LP 100円
スティーヴ・ローレンスといえば、オールディーズファンには"悲しきあしおと~Footsteps"で忘れられない人ではないでしょうか。完璧なティーンポップでしたね。

ということで手が出たコレ。1963年盤ということでポップさは無いかなとの予感はしたものの、後にハプニングスとかオズモンズでヒットしたゴフィン-キング作の"Go Away Little Girl"がフューチャーということもあって買ってみた次第。
予感はモロにあたり、スタンダード曲を主体にした大人のボーカル・アルバム。
その"Go Away....."も妙にスマートでさらりとしたもので私にはピンと来ず、でした。

Lawrence


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2 コメント

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> Gene Pitney (通りすがり)
2008-06-23 22:37:24
Mann-Weil 作の I'm Gonna Be Strong もお忘れなく。
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Re:Gene Pitney (Jahking@管理人)
2008-06-24 21:25:12
ジーン・ピットニーの私の持ってるCDはRepertoreかrのベストとCastleの50曲入りベスト。正直あまり聴いていなかったのですが、コレを機に聴きなおしております。Mann-Weil 作だと"Looking Thru The Eye of Love"というのもありますね。King-Goffinの"Yours Untill Tomorrow"、とかCooke-Greenaway"A Street called Hope"とか興味が湧くような曲が沢山ありますね。
一番はあの"Tell Me"を若干彷彿とさせるJagger-Richards"That Girl Berongs to Yesterday"です。
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