Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Toad

2008年03月30日 | 60's,70's Rock
1,same/Toad (???) 1LP 540円
実はこれつい最近ストレンジ・デイズから紙ジャケCDで復刻されています。それを知らずに買ってしまったカウンターフィットのBoot LPです。

スイスで結成されたハード・ロック・バンドの1971年発売のファースト・アルバム。スイスのロック・バンドと聞くと身構えてしまいそうですが、メンバーはホウク・ウインドとかブレイン・チケットに在籍していたとのことでことさらスイスだからといった特徴的なものは無いようです。
バンド名はクリームが演ったジンジャー・ベイカー作の邦題「いやな奴」からとられたのでしょうね、Toadにはヒキガエルの意味もあるようですが。

一曲目イントロのギター・リフからすぐさま想起したのはブルース・クリエイション("原爆落とし"とか"悪い夢"を演っていた大沢博美が在籍していた頃)、要はブルース風味のハード・ロック。なかなかに存在感のある達者ギター、ジャック・ブルース、ティム・ボガートを思わせるブリブリ這い回るベース、パワフルなドラムスとなかなかのツワモノ・トリオ(プラス・ボーカル)。

コノテのバンドのオキマリでもあるスロー・ブルースからB面の10分を超える長尺曲ではこれまたオキマリのアコギ・パートを含んだプログレ風の組曲もあって、あの頃のブリティッシュ系ハード・ロック・ファンにはズッポシの内容かと。

因みにドイツのAkarmaからは70年代の未発表音源集とか90年代に入ってからの再結成CD/DVDとか、正規に出た3枚のアルバム以外にも色々と出ているようです。

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3 コメント

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この手 (uni)
2008-03-31 20:11:32
この手はマイミクの招き猫さんが詳しそうですね。

タイや南米がブームだそうですね。
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あの手 (Jahking@管理人)
2008-04-01 09:45:46
>マイミクの招き猫さん
HITOMIさんでしたっけ。

>タイや南米がブームだそうですね。
このToadはまったく違います(英国ロックそのものですから)けど、所謂、辺境ロックってヤツですかね。
ペルー、トルコあたりのは私も惹かれます。
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そうね (UNI)
2008-04-01 15:42:36
ご存知ですよね。
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