Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Glories

2008年02月07日 | Soul, Funk
1,Special Singles for the Glories:A Date with Frankie Gearing (Sony Music) 1CD 1,890円
2005年に出た「グローリアス・ソウル・ジェムス・シリーズ」の目玉の1枚。あっという間に売り切れ、とんでもない価格で中古屋の棚に並んでいたのが本盤。先月このシリーズが2年半振りに再プレスされ店頭に並びましたので今度こそ買い逃すまいと即購入しました。

こんな60年代のノーザンものがあっという間に売り切れるなんて世のソウルファンも変化してきているのをあらためて実感するものですが、まぁ、素晴らしいものは素晴らしいわけで。

で このグローリーズ、70年代にあのHiで物凄いシングルを連発していたクワイエット・エレガンスのリード・ボーカリストであったフランキー・ギアリングが在籍していたグループで、67年~68年にDateに8枚のシングルを残しています。本盤はそれらの15曲に2曲の別ヴァージョンを加えた渾身の日本制作盤です。

フランキー・ギアリング&クワイエット・エレガンス、初めて聴いたのは75年にキングから出た「メンフィス・サウンド・オリジナル・コレクションVol.1&2」にて。これは日本で初めて出されたHiサウンズの45'sコンピレーションでそれはそれはのめり込みました。その第1集の1曲目に入っていたのがクワイエット・エレガンスのジャイムズ・カーのカバー曲"You've got My Mind Messed Up"。これ1曲でフランキー・ギアリングの名前はしっかり頭に刻み込まれました。そんなことで後年Vividで出された彼女のソロ・アルバムも当時しっかり買ったりしております。

で このグローリーズ、60年代後半という時期のためディープな歌唱のみならずシュプリームス、ヴァンデラス、マーヴェレッツ等のモータウンのガール・グループの趣もあってクワイエット・エレガンスとはまた違ったソウル・ミュージックとなっています。モータウン風なノーザン・サウンドが基本ですが、チップス・モーマンのプロデュースによるメンフィスのアメリカン・サウンド録音もあって1曲・1曲ジックリ楽しめる珠玉のCD。

Glories2


こちらが当時を知る方には懐かしいLP「メンフィス・サウンド・オリジナル・コレクション」です
Memphis Sounds1 Memphis Sounds2

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4 コメント

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Unknown (suagrfoot)
2008-02-07 20:22:50
これいいですねぇ。私も今回の再プレスでようやく入手できました。
フランキー・ギアリングのソロ・アルバムと言ってもいいのかも、それぐらい強力な存在感です。
79年のライブも当然御覧になったんですか?そうなら羨ましい限りで・・
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フランキー (Jahking@管理人)
2008-02-07 21:49:53
O.V.との公演ですね、行ってないのです。テレビでも放映されたそうですが、これも見逃しています。エサ箱巡りに明け暮れていてライブにまで気がまわらなかったのかなぁ、いったい何をやっていたのか。(苦笑)
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Unknown (chitlin)
2008-02-08 01:07:55
こんばんは。
アンコール・プレスもバカ売れして品切れを起こしているタイトルもあるそうですね。
ソニーの紙ジャケットCDは丁寧で良質な復刻で好感を持てます。
私も速く注文しないと。

Hiのシンガー、グループはどれも粒揃いで大好きです。

唐突ですけれどリンクさせていただいてもよろしいでしょうか。
今後もよろしくお願いいたします。
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リンク (Jahking@管理人)
2008-02-08 06:00:45
有り難うございます
当方も貼らせていただきますのでよろしくお願いします。
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