Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Herbie Mann (1957)

2023年07月13日 | Jazz
Mann Alone / Herbie Mann (Savoy) 1LP 
 
久し振りに購入したマン先生、1957年のSavoy盤です。「マン・アローン」のタイトルからよもや無伴奏ソロ作? と、恐る恐る買ってみたらその通りでした(ジャケ裏をよーく見れば"Unaccompanied Flute"って書いてあったのですが......)。
 
1957年録音ということで、緊張感ビンビンのインプロの嵐となるはずは無く、和やかなフルートソロ、が、音色からフレーズまでもうマン先生そのものでファンには楽しめます。60年代以降の縦横無尽に吹きまくるマン先生を聴いた耳には正直ややもの足りないところもないではないのですが、まぁこれはこれで。もっと聴き馴染みのあるメロディが出てきたりするとより楽しめたのかなぁとか勝手な思いも。
 
入手盤はコーティングジャケットという嬉しい仕様、が、盤はレイトプレスでしょう。
 



Herbie Mann – Mann Alone (1957)

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2 コメント

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Herbie Mann (Gravenites)
2023-07-14 00:22:40
このような野心作を出しているので目を離せません。ハービー・マンは売れ線狙いとコマーシャル度外視が同居しているので飽きがこないんですね。他のジャズ・リスナーはどう捉えているかわかりませんが、自分ではその辺のスタンスを持って彼を聞いています(大げさか?)。
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Re:Herbie Mann (Jahking@管理人)
2023-07-14 08:30:09
1957年に無伴奏ソロ作を作っていたなんて本盤入手するまで知りませんでした。さすがと云うべきか、この時代にフルートソロなんてよく出したなぁと素朴に思います。
60年代に入ってAtlanticと契約してからレーベルの体質ともマッチしたのかその音楽に大衆性を加えて大きく羽ばたくのですが、何をやっても不思議とコーマーシャルないやらしさを感じさせない人です、私には。その意味で稀有なミュージシャンだなぁと。
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