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1,The Evolution of Mann : Anthology/Herbie Mann (Rhino/Atlantic) 2CD 1,280円
Rhinoが1994年に組んだ、1960年の「The Common Ground」から1992年の「Deep Pocket」までのアルバムから選曲したハービー・マンの2枚組CDアンソロジー。
AMGをちらっと見てみたらこの32年間に発表したアルバムはなんとなんとの約70枚。多作だとは思っていましたが、よもやここまであるとは!
ということで本2枚組は有名曲を中心に編んだホンのサワリ程度のアンソロジーということになります。とはいえ、何でも飲み込んで見事に消化してしまう鉄の胃袋を持つマン先生の特性はキッチリと押さえられる選曲となっております。
さすがにRhino、豪華な見開きデジパック+スリップケースという仕様で36ページの詳細バイオにレア写真満載のブックレットが付いています。
Atlantic時代を堪能したい人向けにはこんな14枚組も出ているようです。
1. Baghdad/Asia Minor - Mann, Herbie Afro-Jazz Sextet
2. Sawa Sawa De - Mann, Herbie Afro-Jazz Sextet
3. This Little Girl Of Mine
4. Comin' Home Baby
5. One Note Samba
6. Blues Walk
7. Gymnopedie - Mann, Herbie & The Bill Evans Trio
8. I Love You - Mann, Herbie & The Bill Evans Trio
9. Soul Guajira
10. Mushi Mushi
11. Feeling Good
12. Philly Dog
13. Memphis Underground
14. Claudia Pie
15. Muscle Shoals Nitty Gritty
16. Yesterday's Kisses
17. Push Push
18. Hold On I'm Comin' - Mann, Herbie & The Family Of Mann
19. In Memory Of Elizabeth Reed
20. Mellow Yello
21. Hijack
22. Lugar Comun (Common Place)
23. Draw Your Breaks
24. Cricket Dance
25. Birdwalk
26. Aria
27. Dona Primeira
28. Amazing Grace
スティーヴ・マーカス、ソニー・シャーロック、ミロスラフ・ヴィトウスを従えた"Menphis Underground"という恐ろしい映像。こんなのが見れるとは夢のよう。
Rhinoが1994年に組んだ、1960年の「The Common Ground」から1992年の「Deep Pocket」までのアルバムから選曲したハービー・マンの2枚組CDアンソロジー。
AMGをちらっと見てみたらこの32年間に発表したアルバムはなんとなんとの約70枚。多作だとは思っていましたが、よもやここまであるとは!
ということで本2枚組は有名曲を中心に編んだホンのサワリ程度のアンソロジーということになります。とはいえ、何でも飲み込んで見事に消化してしまう鉄の胃袋を持つマン先生の特性はキッチリと押さえられる選曲となっております。
さすがにRhino、豪華な見開きデジパック+スリップケースという仕様で36ページの詳細バイオにレア写真満載のブックレットが付いています。
Atlantic時代を堪能したい人向けにはこんな14枚組も出ているようです。
1. Baghdad/Asia Minor - Mann, Herbie Afro-Jazz Sextet
2. Sawa Sawa De - Mann, Herbie Afro-Jazz Sextet
3. This Little Girl Of Mine
4. Comin' Home Baby
5. One Note Samba
6. Blues Walk
7. Gymnopedie - Mann, Herbie & The Bill Evans Trio
8. I Love You - Mann, Herbie & The Bill Evans Trio
9. Soul Guajira
10. Mushi Mushi
11. Feeling Good
12. Philly Dog
13. Memphis Underground
14. Claudia Pie
15. Muscle Shoals Nitty Gritty
16. Yesterday's Kisses
17. Push Push
18. Hold On I'm Comin' - Mann, Herbie & The Family Of Mann
19. In Memory Of Elizabeth Reed
20. Mellow Yello
21. Hijack
22. Lugar Comun (Common Place)
23. Draw Your Breaks
24. Cricket Dance
25. Birdwalk
26. Aria
27. Dona Primeira
28. Amazing Grace
スティーヴ・マーカス、ソニー・シャーロック、ミロスラフ・ヴィトウスを従えた"Menphis Underground"という恐ろしい映像。こんなのが見れるとは夢のよう。
Bethlehem
Prestige
Decca
United Artists
Verve
Blue Note(Art Blakeyに参加)
Columbia
Riverside
Savoy
Roulette......
Atlantic以降を含めて他にもまだあります。要はCapitolやArgoを除いてほとんどのジャズ・レーベルを渡り歩いているというつわものです。Atlanticだけでも膨大な数を吹き込んでいますね。
異色ではColumbiaのミッシェル・ル・グランのアルバムでマイルス・デイビスとの共演とか、Prestigeでマル・ワルドロン、ケニー・バレルとやっているのもあったり、Bethlehemでは無伴奏のフルート・ソロ・アルバムまで出している始末。
かと思うと、神田のお囃子と吹き込む予定もあったとか。結果的には雅楽みたいなのと録音しましたが。小坂あき子の歌つきもありましたね。
この方の歩んできた道を詳しくかつ掘り下げながら辿ると、フランク・ザッパやデューク・エリントンと同じような底知れぬ深いものがまだまだ見つかりそうです。
それだけでも彼の功績はあると思います。
またフランク・ザッパが真剣にコケにしていたディスコをこんなに真剣に取り入れて取り組んだベテラン・ジャズ・ミュージシャンもあまりいないでしょう。
クラリネットやテナーを捨ててフルート一本に絞りAtlantic専属となって"Comin' Home Baby"がヒットさせた60年代初頭からがこのお方の個性爆発、本領発揮、怒涛の快進撃の始まりかと思います。してみるとアーメット・アーティガンの存在も無視できないものがあったのではないでしょうか。
>底知れぬ深いものがまだまだ見つかりそうです
成功したかどうか(売れたかどうか)は別にして仰る通り底は相当に深いですね、ただいい意味でのコマーシャル路線(大衆路線)を歩んだため(だからこそ凄いとも云えますよね)にどうも軽んじられているフシがあって一般的にはザッパとかエリントンとは同列に語られることはありませんが、実は同等の実績・功績を残してきたと私も思います。