
1,Do The Blues 45s! Vol.2 ~The Ultimate Blues 45s Collection・/V.A. (P-Vine) 1LP 1,084円
第1集が出たのが3年ほど前でこの第2集が出たのが2年ほど前でしたか、P-Vineが満を持してリリースした50年代~60年代のマイナー系のブルースのシングルオンリー曲を中心に集めたコンピレーション。
思えば70年代当時Led LightninやFlyrightを初めとするするコレクターレーベルがリリースしていた同様のコンセプトのLPでブルースの深みにはまっていったんだよなぁとか感慨に耽るリリースでした。勿論、コンセプトは同じでも収録曲はさすがのP-Vineですから、私のような1970年代オジサンも聴いたことのないもの多し。買おう買おうと思っていつつも価格(税抜きで3,241円)に我ながら恥ずかしくも恐れをなしている間にLPの新古盤が出回り始め、もっと安くなるかなぁとかケチ臭いことをおもっていたら、新古盤の30%offに遭遇、ホイホイ買ってきました。入手盤はLPで14曲入り、CDは20曲入りで出ています。
第1集はそれこそシングルオンリーのマイナー・アーティストが結構入っていましたが、この第2集は大物のマイナー曲も交じります。Stax傘下で70年代にファンキーなLPを3枚出しているハーピスト/リトル・サニーのそれ以前67年のシングル曲で始まりますが、この1曲目から引き締まったハープが縦横無尽、素晴らしいオープニングナンバーとなっています。大味なピアノが時にヘキヘキするメンフィス・スリムなんて大物も入っていますが、このStrand録音はかっこいいマット・マーフィーのギターも入ってブルーなボーカルも素晴らしい昔からよく聞いたもの。P-VineがアルバムにまとめたこともあるT.V.スリムはその音源の後、68年のシングル曲でギターも鳴り捲るダウンホームでモダンな曲。
と、まぁ、イチイチかっこよい曲が続くわけで、聴き終われば冒頭に書いた70年代にLed Lightninn等々で聴いていたブルースコンピとは似ていながらもちょっと趣が違う感触。音質が全然違うのと、かっこよくて楽しいのですね、どれも。ケチ臭いことを云わずにもっと早く買っときゃよかった、いや、ホント、とか今更ながら。
Side A
01. ストレッチン・アウト/リトル・サニー
02. ジョニーズ・ハウス・パーティー・パート1 /ジョン・ハーツマン
03. ロンサム/メンフィス・スリム
04. ドント・チャ・リーヴ・ミー・ベイビー/エディ・バーンズ
05. ピッキン・ヘヴィ/ジョー・スコット
06. アイム・リーヴィング・ユー/ボブ・リード
07. アイ・トライド/ラリー・デイヴィス
Side B
08. ドント・チェンジ・ユア―・マインド/T.B. フィッシャー
09. ユー・ウォント・トリート・ミー・ライト/T.V. スリム
10. ファッテン・ピン/クライド・ホプキンズ
11. ワイルド・モーメンツ/アール・フッカー
12. レッド・ヘッデド・ウーマン/ベイビー・フェイス
13. アイム・ソー・タイアード/エディー・ボー
14. ファイヴ・スポット/オーティス・スパン
Little Sonny - Stretchin' Out
John Heartsman The Rhythm Rocker - Johnny's House Party Pt. 1 - 1957 R&B Instrumental
MEMPHIS SLIM - LONESOME
I’M SO TIRED / EDDIE BO [ACE 515]
Otis Spann - Five Spot
Tv Slim - You Won't Treat Me Right - IDEEL: 5098
第1集が出たのが3年ほど前でこの第2集が出たのが2年ほど前でしたか、P-Vineが満を持してリリースした50年代~60年代のマイナー系のブルースのシングルオンリー曲を中心に集めたコンピレーション。
思えば70年代当時Led LightninやFlyrightを初めとするするコレクターレーベルがリリースしていた同様のコンセプトのLPでブルースの深みにはまっていったんだよなぁとか感慨に耽るリリースでした。勿論、コンセプトは同じでも収録曲はさすがのP-Vineですから、私のような1970年代オジサンも聴いたことのないもの多し。買おう買おうと思っていつつも価格(税抜きで3,241円)に我ながら恥ずかしくも恐れをなしている間にLPの新古盤が出回り始め、もっと安くなるかなぁとかケチ臭いことをおもっていたら、新古盤の30%offに遭遇、ホイホイ買ってきました。入手盤はLPで14曲入り、CDは20曲入りで出ています。
第1集はそれこそシングルオンリーのマイナー・アーティストが結構入っていましたが、この第2集は大物のマイナー曲も交じります。Stax傘下で70年代にファンキーなLPを3枚出しているハーピスト/リトル・サニーのそれ以前67年のシングル曲で始まりますが、この1曲目から引き締まったハープが縦横無尽、素晴らしいオープニングナンバーとなっています。大味なピアノが時にヘキヘキするメンフィス・スリムなんて大物も入っていますが、このStrand録音はかっこいいマット・マーフィーのギターも入ってブルーなボーカルも素晴らしい昔からよく聞いたもの。P-VineがアルバムにまとめたこともあるT.V.スリムはその音源の後、68年のシングル曲でギターも鳴り捲るダウンホームでモダンな曲。
と、まぁ、イチイチかっこよい曲が続くわけで、聴き終われば冒頭に書いた70年代にLed Lightninn等々で聴いていたブルースコンピとは似ていながらもちょっと趣が違う感触。音質が全然違うのと、かっこよくて楽しいのですね、どれも。ケチ臭いことを云わずにもっと早く買っときゃよかった、いや、ホント、とか今更ながら。
Side A
01. ストレッチン・アウト/リトル・サニー
02. ジョニーズ・ハウス・パーティー・パート1 /ジョン・ハーツマン
03. ロンサム/メンフィス・スリム
04. ドント・チャ・リーヴ・ミー・ベイビー/エディ・バーンズ
05. ピッキン・ヘヴィ/ジョー・スコット
06. アイム・リーヴィング・ユー/ボブ・リード
07. アイ・トライド/ラリー・デイヴィス
Side B
08. ドント・チェンジ・ユア―・マインド/T.B. フィッシャー
09. ユー・ウォント・トリート・ミー・ライト/T.V. スリム
10. ファッテン・ピン/クライド・ホプキンズ
11. ワイルド・モーメンツ/アール・フッカー
12. レッド・ヘッデド・ウーマン/ベイビー・フェイス
13. アイム・ソー・タイアード/エディー・ボー
14. ファイヴ・スポット/オーティス・スパン
Little Sonny - Stretchin' Out
John Heartsman The Rhythm Rocker - Johnny's House Party Pt. 1 - 1957 R&B Instrumental
MEMPHIS SLIM - LONESOME
I’M SO TIRED / EDDIE BO [ACE 515]
Otis Spann - Five Spot
Tv Slim - You Won't Treat Me Right - IDEEL: 5098
若いブルース・ファンがそれなりに増えているんでしょうか?
ただ、本文にも書きましたが70年台から80年代に我々が聴いていた同企画ののコンピとは明らかに選曲コンセプトは違います、レアグルーヴ、クラブミュージックを経過してきた感覚の選曲とでも云うのか....。コテコテのスロウブルースは無くファンキー系が多いような。
若いブルースファン、これまたどうなのでしょうね、現行ブルースのファンはいても60年代以前のヴィンテージものまで手を出す人は珍しいのかなぁ。