Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

これがエレキ・ビートだ! (1965)

2021年06月18日 | Surfin' & Hot Rod,Eleki Inst.
1,The Exciting Big Beat !!! : The Best Hit Parade/Col Joy & The Joy Boys (Seven Sea) 1LP 1,180円
久し振りに心ときめくジャケットに包まれたエレキインスト物に遭遇。オーストラリアのバンド、コル・ジョーイとジョイ・ボーイズの1965年盤で日本のキングレコードがSeven Seasレーベルでエレキインスト・ブームの真っ最中にリリースしたもの。邦題「これがエレキ・ビートだ!!!:ザ・ヒット・パレード」。

リーダーのコル・ジョーイは元々ロカビリーシンガーで知られる存在だったようで、ジョイ・ボーイズ名義でもボーカル入りのアルバム「これがロックだ! ロックンロール・クラシックス」なるアルバムも残していてこれもキングから日本発売されています。が、ここではインストバンドとしてお馴染みエレキインスト曲から64/65年当時の洋楽ヒットをエレキインスト化し演奏した内容となっています。全曲カバーですがそれなりに工夫を凝らしたアレンジをしていて楽しめました。

Side A
A1 Slaughter On Tenth Avenue
A2 Love Portion Number Nine
A3 Little Honda
A4 Ticket To Ride
A5 Can't You Hear My Heartbeat
A6 Movin'
Side B
B1 Help Me Rhonda
B2 Do You Wanna Dance
B3 G.T.O.
B4 Rock'n Roll Music
B5 Diamond Head
B6 Mrs. Brown You've Got A Lovely Daughter

ジャケットはペラジャケ仕様の見開きもの、よーく見ると抱えているギターはグヤトーン製!、あれっ!? とジャケットのクレジットを見回すとPhoto by Katsuji Abeと。これ当時の売れっ子写真家の阿部克自さんですね。ライナーは高崎一郎さんです。

ということで、ちょっと調べてみるとジョイ・ボーイズは1965年の5月に来日していてその際に「ジョイ・ボーイズ・イン・トウキョウ」なる日本の民謡から歌謡曲をインスト化したアルバムを制作しているのです。ということで今回入手のこの洋楽ヒットカバーアルバムも選曲からしてあまりに日本人好みなので合わせてそのアルバムと共に日本で録音されたものかもしれません(クレジットが一切無いのは不思議ですが)。

因みに翌1966年にも来日していてその際には「 The Best Of Japanese Hits / ヤング・ジャパニーズ・ヒッツ」なる平凡パンチの表紙イラストで有名な大橋歩さんのイラストを使ったジャケットでアルバム作っていて、"夕陽は赤く" "君といつまでも"青い瞳" "バラが咲いた"や "涙のギター"といった日本のポップスヒットを演奏しています、忘れていましたがこれは昔から持っていました。

joy boys


ジョイ・ボーイズ


The Joy Boys - Slaughter On Tenth Avenue




The Joy Boys - Can't You Hear My Heartbeat




The Joy Boys - Diamond Head





The Joy Boys - G. T. O





The Joy Boys - Ticket To Ride

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