Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

夜明けに恋はない & more 45's

2019年11月13日 | 45's
1,夜明けに恋はない b/w ゲット・イット・ライト/ゲイリー・ウォーカー (Columbia) 45's
1967年7月にリリースされた「かつてのウォーカー・ブラザースの一員のCBSからの第一弾」。
と、このコピーを見れば誰だってウォーカーズ解散後ゲイリーはCBSと契約してリリースした第一弾シングルがこれ、と、思いますよね。ところが、実際は解散もしていない前年66年に英国でリリースした初のソロシングルがこれなのです。こんな売らんがなの商法はスコットにもあってかつてこちらで取り上げた東芝が出した「太陽と踊ろう」も発売は解散後の68年ですが中身は63年録音といものでした。
まぁ、それだけウォーカーズは日本で人気があった証とも云えるわけですが。
因みにゲイリーのColumbiaからの次のシングルは日本でもヒットした"トゥインキー・リー"です。

で、"夜明けに恋はない"ですが、原題は"You Don't Love Me"でブルースマンのウィリー・コブスのオリジナルでしたか、我々の世代ではアル・クーパーのスーパーセッション、オールマン・ブラザース・バンド、マジック・サムあたりで知られる曲ですね。


Gary Walker - You Don't Love Me








2,恋のうちあけ b/w カム・アウト・オブ・ザ・レイン/U.S.メイルズ (London) 45's
1968年発売。しかし、まぁ、日本のキングさん、本国でHot100チャートにも入らなかったこんなマイナーな曲をよくもまぁリリースしたもので。ライナーは八木誠さん、ってことは八木さんが見つけ出してきてプッシュしたのでしょか。私は中古でこれが2枚目の入手、日本ではある程度は売れたのかな。

さすが八木さんがプッシュしただけあって曲はかっこいいのなんの、B面も捨てがたい曲。
これを本国で出しているのはAbnak Musicの系列、傍系にはボビー・パターソンがいるJetstarレーベルがあります、よってこのU.S.メイルズもテキサスのバンドかな。このバンドDiscogsに載っているのはこのシングル一枚のみです。


US.Males



The U S Males Open Up Your Heart 1968




The U. S. Males-Come Out Of The Rain (Britania 1968)









3,トライ・ア・リトル・テンダーネス b/w ザット・ノー・ワン・エヴァー・ハート・ジス・バッド/スリー・ドッグ・ナイト (Dunhill) 45's
T.D.N.1969年のデビュー・アルバムからのシングルカット、曲はオーティス・レディングでお馴染みのあの曲。オーティスのヴァージョンを踏襲したアレンジですね。.


T.D.N.



Three Dog Night - Try A Little Tenderness (Live)








4,孤独の世界 b/w 明日なき世界/P.F.スローン 45's
はてさてこのシングルを買うのは何回目か、大好きな曲につき100円で見つければつい手が出てしまう云わずと知れた大ヒット曲。いつ聴いてもエヴァーグリーン。B面はバリー・マクガイアの大ヒット曲のセルフカバー、これも強力ですね。


P.F.スローン


P.F. Sloan - From a Distance





P.F. Sloan - Eve Of Destruction

コメント (2)    この記事についてブログを書く
« Eric Burdon & the Animals 1... | トップ | 東芝 Odeon Records 45's »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (uni)
2019-11-14 08:58:57
スリードッグナイト 初めて買ったシングルはこれ
ユーライヤなどスローではじまり後半の盛り上がりが好きで擦り切れるぐらい聞いていました。
特にギターがかっこよかったです。
ライブをLDで見たとき歌のお兄さんみたいで
拍子抜けしたのを覚えています(笑)
返信する
Re:歌のお兄さん (Jahking@管理人)
2019-11-14 09:13:33
確かに上に貼った映像見てもそんな感じですね。

T.D.N.、ヒット曲はカバー曲ばかりで、売れた割には懐はあんまり暖かくならなかったとか下世話な話がまことしやかに流れていたのを思い出しました。
返信する

コメントを投稿