Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Major Works of John Coltrane.

2005年04月14日 | Jazz
ということで、コルトレーンの1965年録音を集めた編集盤CDです。

・The Major Works of John Coltrane(Impulse) 2CD 1,800円
92年にMCAから出ていたCDですが、CD時代になってからのジャズのリイッシューについてはトンと疎いのでこんなCDが出ていたとは知りませんでした。
65年6月の"Acention - Edition 1&2"、10月1日の"OM"、10月14日の"Kulu Se Mama" "Selflessness"が収録曲。所謂フリー・ジャズ期です。
私がウン十年前に初めて買ったコルトレーンはPrestigeの"Soul Trane"で次が"OM"だったのです。ジャズを聴き始めたばかりの高校生にとって"OM"はもう何だか聴くことが苦行でした。でも無け無しの小遣いで買ったLPですから何度も聴きました。イントロの鈴の音から”オーム・オーム”という唱和ばかりが耳につくものの演奏が始まるとやはりまったくダメでした。
しかーし、時が流れて聴きなおすとこれが聴けるのです。当時は初めから最後までただただめちゃめちゃに吹きまくって、弾きまくって、叩きまくってという混沌そのものに聴こえたのですが、実はちゃんとソロがあって構成もあって..って判ってくるとこれが面白い。エルヴィン・ジョーンズのドラムがキモですね。
久し振りに聴いたコルトレーンですが、これを期にImpulse時代を色々聴きなおしてみようと思っております、はい。
コメント    この記事についてブログを書く
« ボビーに首ったけ | トップ | Meet The Beatles. »

コメントを投稿