Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

ヴィレッジ・シンガース - ザ・サベージ

2015年02月27日 | 45's
1,雨の中の恋 b/w さらば恋人/ヴィレッジ・シンガース (CBSソニー) 45's
このシングルを入手したのを機に検索をして知ったのですが、このバンド、活動をしていた66年から71年の5年間になんと19枚ものシングルを出していたのですね、これには驚きました、今更ながら。で 知らなかった今回入手のシングルは日本コロンビアからCBSソニーに移籍した2枚目、69年2月発売の通算9枚目になるものだそう。

この曲、下に取り上げているザ・サベージの大ヒット"いつまでも いつまでも"を作った佐々木勉の詞/曲、当時フォーク調のポップス(それをカレッジ・ポップスと呼んだりしていました)の作詞作曲にかけては右に出る人はいなかった印象。

ヴィレッジ・シンガースと云えばやはり67年から68年にかけての"バラ色の雲" "好きだから" "亜麻色の髪の乙女" "虹の中のレモン"の4連発ですね、鮮烈でした。

雨の中の恋








2,思い出の丘/ザ・サベージ (Philips) 7"EP
66年にヒットした"いつまでもいつまでも" "この手のひらに愛を"を受けて制作された66年12月発売のファースト・アルバムからカットされた4曲入りのEP。普通この手のEPはシングルヒットをメインに持ってくるものですが、ここの4曲はいずれもシングルカットされていないものです。アルバムのダイジェストということかな。

何と云っても聴きものはインストの"スペイス・エクスプレス"。元々はシャドウズ・タイプのエレキ・インスト・バンドで勝ち抜きエレキ合戦でも優勝したほどのバンド。先の大ヒット2曲はその出自であるエレキバンドの姿は何処へやらのフォーク路線、やっとその本来の姿を現したのがこの曲。ただ面白いのはこの曲、作曲もリードギターも先の大ヒット2曲を出した後に加入する元東京ベンチャーズだという渡辺昌宏が担当していること、類は友を呼んだようですね。ということでこの渡辺氏、本盤のジャケット裏のメンバー紹介にはその名は有りますが、このジャケ写には写っておりません。
蛇足ながらファーストアルバムにはもう1曲"トニー"なるインスト曲が入っていました。

1,思い出の丘
2,涙をふいて
Side B
1,風よ風よ
2,スペイス・エクスプレス


思い出の丘


The Savage: 'Space Express'

コメント (3)    この記事についてブログを書く
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3 コメント

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ヴィレッジ・シンガース 亜麻色の髪の乙女 (通りすがり)
2015-02-27 14:58:50
青山ミチ バージョン
数年前にベスト盤の一曲として CD 化されました。
https://www.youtube.com/watch?v=FsaMApnuRMM
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Unknown (uni)
2015-02-27 17:50:45
ビレッジそんなにレコード出していたんですね。
GSなのでしょうがピンときませんでした。(苦笑)
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Re:ヴィレッジ・シンガース 亜麻色の髪の乙女 (Jahking@管理人)
2015-02-27 21:07:57
>通りすがりさん
この曲にそんな経緯があったとはついこの間まで知りませんでした。よもやの話でびっくりでした。これが出ていたらヴィレッジのは出ていなかったのでしょうか、とすればヴィレッジのその後もどうなっていたか? ですね。


>uniさん
そうなんですね、私も実はGSとは見做していなくてまるでノーマークだったので19枚と知ってちょっと驚きでした。
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