Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Peter Lewis , The LeBlanc-Carr Band

2012年02月14日 | 60's,70's Rock
1,same/Peter Lewis (Taxim) 1CD 100円
クローヴァー~ドゥービー・ブラザース~サザン・パシフィックにいたジョン・マクフィーのプロデュースによるピーター・ルイス初めてのソロ・アルバム。発売は95年。入手盤はKaigan Entertainment/日本クラウンから発売されたもの。何故かこの盤、以前から激安中古盤を何度も目にします、最初に買ったのも10年ほど前だったか300円で購入、今回購入盤にいたっては何とシールドもの。

はっぴいえんどの"夏なんです"はこのピーター・ルイス作でモビー・グレープ68年作「WOW」に収録された"He"が元歌といっていいほどインスピレーションを与えた曲、というのは知られるところ。この初ソロ・アルバムではモビーのファースト・アルバムに入っていた"Sittin' by the Window"を再録しています。

ドゥービーズからジョン・マクフィー、キース・ヌードセン、コーネリアス・バンプス、イーグルスのランディー・マイズナー、CCRのスチュ・クック、バーズのジョン・ヨークとルイスやマクフィーのコネクションから集まったラインアップでの制作。マクフィーのプロデュースということでサザン・パシフィック風のポップでAORっぽいものかと思いきや、アコースティックな楽器の活かし方、コーラス・ハーモニーの素晴らしさ、今更モービー云々とい云うのも気が引けますが、爽やかなブギ・ナンバー、ソウルっぽいカントリー・ナンバーからフォーク・ロックまで、一本筋の通ったものを感じる一枚となっています。

因みに本盤を制作しているドイツのTaxim RecordsからはPeter Lewis with David Westの名義で「Live in Bremen」なる盤が2003年にでています。モビー時代の"He" "Murder in My Heart for the Judge"やバーズ~ジーン・クラークの"Set You Free This Time"を取上げていて心惹かれるところ。






2,Live from the Atlantic Studio/The LeBlanc-Carr Band (Wounded Bird) 1CD 600円
77年に唯一作「Midnight Light」を残しているレニー・ルブランとピート・カーのユニットによるプロモ用ライヴ盤のCD化もの。そのスタジオ作から4曲を演っていますが、ラフながらも躍動感溢れるボーカルに演奏はこちらのライヴ盤の方が好みです。

LeblancーCarr

Falling - Leblanc & Carr


leblanc and carr- something about you


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« 激突! ブルース・ギター・... | トップ | Cash Cows - Mannerisms »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
> The LeBlanc-Carr Band (通りすがり)
2012-02-15 20:49:59
このアルバムは、かつて某マンハッタン・レコードで
アナログ盤を見かけたことがあります。
数千円の値段が付いていたのには、驚きました。

御存じだとは思いますが、
以下は、Pete Carr の Multiple Flash からの 1 曲ですが、
LeBlanc & Carr Band のライブです。
http://www.youtube.com/watch?v=T0ZKyFWi7kY
返信する
Re:The LeBlanc-Carr Band (Jahking@管理人)
2012-02-15 21:50:02
このCD、Big Treeからのプロモ盤のジャケットまで復刻していたんですね。

>Pete Carr の Multiple Flash からの 1 曲
「Multiple Flash」は持っていつつも知りませんでした。LeBlancの76年のソロ・アルバムでも全編Carrが入っていましたね。

しかし、このライヴ盤ラジオ用プロモということなのに何故にピート・カーは不参加なのでしょうね。
返信する

コメントを投稿