Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

A Date with Jazz.

2005年11月27日 | Jazz
ということでJazzを5枚ばかり。

1,Who is Gary Burton?/Gary Burton(RCA) 800円
75年くらいまでのゲイリー・バートンのアルバムはこれであとRCAの1枚を残してほぼ入手できました。
本盤は"New Vibe Man in Town"に続く”ヴァイヴの神技”の邦題で出た2枚目のリーダー作(62年録音)。バートンとしてはその後のリーダー作と見渡してもこれは珍しい編成。クラーク・テリー(Tp) フィル・ウッズ(As) トミー・フラナガン(P) にドラムとベース。それにバークレイの同窓生というクリス・スワンソン(Per)とクレジットはないが数曲ボブ・ブルックマイヤー(Tb)も加わっているという大編成。よってバートンのヴァイヴを堪能するにはちと不向き。アルバムの出来自体は悪くないですけど。
オフィシャルサイトはこちらで。

2,A Date with Morgan/Lee Morgan(Mercury) 280円
出所不明の音源を乱発していたTripレーベルから出たモーガン晩年のレギュラー・グループによるライヴ盤。これは75年に日本フォノグラムから1,500円盤ででたもの。いつのまにか手元から消えていたので再購入。ハード・バップから完全に抜け出して新たな地平を切り開いていた時期のライヴ録音だけにラフながら長尺の目くるめく素晴らしい演奏が聴けます。恐らく同日の録音と思われるものが"Speed Ball"のタイトルで同じTripから出ていました。また、後年この音源はまとめてFresh SoundでCD化されたと記憶していますがはてこの収録曲まで入っていたかどうかは定かではありません。
"Lighthouse Club", Hermosa Beach, CA, July, 1970

date mogan


3,Kawaida(Obe) 1,100円
ドラムのアルバート・ヒースがリーダーと思しき69年録音アフリカ回帰ジャズの傑作。その昔日本でもTripレーベル経由1,500円盤で出ていました。これはそのオリジ盤の再発(リプロ?)盤。ドン・チェリー、ハービー・ハンコック、ジミー・ヒース、エド・ブラックウェル等もう正にあの時代のジャズ。聴き応えあります。
kawaida


4,High Contrast/Gabor Szabo(Blue Thumb) 800円
Blue thumbからザボのアルバムが出ているとは知りませんでした。なんとボビー・ウーマックが加わって曲提供までやっているんですね、これが購入理由。で、ザボはというとこれがBreezin'までやっててまるでジョージ・ベンソン。というか、これ70年発売盤。ベンソンのはたしか76年くらいのはず。ってことはこっちがオリジナルなんですか。知らなかったなぁ。トミー・リピューマ、ボビー・ウーマック恐るべし。
ここでサンプル聴いてみてください。
szabo


5,Moonglow/Teddy Wilson(Black Lion) 100円
何故かピンピン盤がこのお値段。普段はまったく縁のない人ですが、まぁこの価格なら。ソロ、トリオ、クラリネットとヴァイヴの入ったクインテットによるスタンダード集。67年ロンドン録音でサイドメンは恐らく現地の人達。まぁ、たまにはこんなのも。
moonglow
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