Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

デアゴのカインド・オブ・ブルー

2016年09月27日 | Jazz


デアゴスティーニの「ジャズレコードLPコレクション」、創刊号はカインドで今日発売ということで早速本屋さんへ行ってきました。今日はまだ山のように置いてありましたが直ぐに売り切れるのでしょうね、とか云ったりして。

まずまずしっかりとした作りで、レーベルもしっかり6eyeを再現、それなりの分厚い盤で音質も良好。これで990円は買いでしょう。ジャケも盤もmade in the EUの表記です。

因みに2号はコルトレーンの「ブルートレーン」で1.843円、3号はビリー・ホリデイの「レディインサテン」でこれ以降は2.769円だそう。さて、どうする?
私? 勿論スルーします(笑)
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9 コメント

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追記 (Jahking)
2016-09-28 07:47:26
ろくに聴きもせず安直に音質良好とか書きましたが、けっこうデジタルリマスター感ありますので聴き手を選ぶかもしれません。
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Unknown (funkytop)
2016-09-28 12:16:25
昔その会社が扱った(日本で初めての販売だったかな?)英語教材を全部揃えましたが、かなりな金額にまでなったのに揃い終えたらCD盤が出て愕然とした思いでしかありません。どのシリーズも安いのは最初だけの商法は相変わらずなんですね。
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Re:デアゴスティーニ (Jahking@管理人)
2016-09-28 18:16:01
昔で云う頒布会ですね。初回が安価なのは定石でしょうが、随分と思い切った価格にするものですね。
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Unknown (しみへん)
2016-09-28 20:20:13
コルトレーンで好きなのが「ブルートレイン」「ソウルトレイン」なので、敢えてアトランテックを外しているのが嬉しいですね。それにしてもどういう基準?ビギナー向けにして・・・?しかもその次がビリーホリディとは・・・。
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Re:デアゴスティーニ (Jahking@管理人)
2016-09-29 08:30:40
初回が「カインド」なのは大いに納得ですが、以降のラインナップはレーベル横断企画ですから大人の事情があるように思えてしまいますね。

エバンスが「トリオ64」、ロリンズが「アルフィー」、オーネット・コールマンが「N.Y.イズ
・ナウ」、リー・モーガンは「インディード」。

15号のラインアップを見る限り、かつて(今も?)Fantasyが持っていたRiverside、Prestige、Milestone、Contemporaly系それにAtlantic系が外されていてチト苦しい印象ですね。だからあって然るべきMJQが無いと。

しかし、これをシリーズで買う人ってどんな人なのだろう、興味ありますね。
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Kind Of Blue (t-izu)
2016-09-30 07:15:07
現在手元に一枚のアナログ盤も無いこともありホイホイ買ってまいりました。
確かになかなかの音質で、かつて所有していた国内ソニー(70年代プレス)盤よりはずっとイケてる様に思います。
でもこれCD用のデジタル・マスターなんでしょうね?
決してカインド・マニアではない私には確認が取れないんですが、現行広く流通しているリミックス・ヴァージョンのCDマスターなのか、オリジナルのそれなのかどっちなんでしょうね?

それにしてもこのシリーズ、ホント誰買うんでしょう?
私も管理人氏に同じく以降はパスですね(笑)。
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Re:Kind ob Blue (Jahking@管理人)
2016-09-30 08:08:54
t-izuさんもお買いですね。この値ならつい手が出ますものね。
私も長らく親しんだのが70年代のCBSソニーなのでデアゴ盤は一聴スッキリしたなぁという印象でした。やっぱり、今回使われたマスターはオリジナル・アナログ・マスターから起こされたものではなく、デジタル・リマスターされたものだと思います。(オリジナル盤と聴き比べてみたいものですね)

敢えて考えると、今はジャズ(&音楽)は聴かなくなってしまった「昔取った杵柄オジサン」がターゲットでしょうか。
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Vinyl (Gravenites)
2016-09-30 11:44:33
やはりこれはLPが本格的に盛り返してきた動きに乗ろうとしたビジネスですね。ちょうどHMVが渋谷に続き、新宿でも中古盤屋をオープンするようなものでしょう。

しかし一番最初の廉価盤で出したのが、マイルスのこの名盤で、次が高めでコルトレーンのやはり名盤。そこで最初の2枚を買うほとんどの人がストップするのではないでしょうか。より高くなった3枚目がビリー・ホリデーとは確かに厳しい選択ですね。

これを企画した人はジャズのことはあまり知らない、しかしマーケッティングには長けた人で、低価格路線と高価格路線の二本で走る従来のレコード会社の間を、すり抜けるように値段を次第に上げていくやり方、それもジャズのスタンダードの名盤を出していくやり方に賭けているのでしょう。あるいは新しい客層を狙っているのか?

何でもそうですが、成功したかったら他の人がやっていないことをやれと言われていることを実行している冒険家に思えます。
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Re:Vinyl (Jahking@管理人)
2016-09-30 20:50:40
今一つピンとこないというか半信半疑なアナログレコードの復権。ですが、仰る通りこのブーム便乗企画ですね。プレーヤーまでもも一緒に売ちゃおうという商魂。これで大手レコード会社が2千円程度で旧譜を発売しだしたりしたらもう本物の復権ですね(まさか、そこまでは無いとは思いますが)。

発売ラインアップは確かに新しい客層狙いというのも考えられますが、上に書いたように版権の関係での苦しい台所事情という気がします。ただ、一段と価格が高くなる3枚目がビリー・ホリデイ、それも最晩年の「レディ・イン・サテン」というのはその名の知名度に賭けたのか? ジャズをある程度俯瞰して聴いていればこうは来ないと私も思いますが、面白いところですね。
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