1,The Mike Raven Blues Show (Extra) 1LP 525円
Transatlanticの傍系レーベルExtraから1966年にリリースされた極めて興味深いアルバム。
サブ・タイトルが"Twice Voted Top Pirate Radio Show"。
来月日本でも映画『パイレーツ・ロック』(原題は「The Boat That Rocked」)が公開予定だそうですが、今回入手したアルバムは正にイギリスのその海賊放送を再現したレコードです。DJのマイク・レイヴンは相当なR&B、ブルース好きでBBCとかラジオ・ルクセンブルグとかでその手の番組を一手に引き受けていたそうな。
そのイギリスの「海賊放送」とは、その映画「パイレーツ・ロック」によると
1966年、ローリング・ストーンズ、ビートルズ、キンクス、フー…ブリティッシュ・ロックが絶頂期だった頃、イギリスでは民放ラジオ局が認可されていなかった。BBCラジオが流すのはクラシックやジャズばかり。ポップ・ミュージックの放送は1日45分間に制限されていた。“もっと聴きたい。もっと聴かせたい"そこで北海に飛び出し、イギリスの法律が適応されなくなる距離まで沖合に出て、停泊した船の上から放送する海賊ラジオ局が生まれた。国民の大半を熱狂させたこのラジオ局は1日24時間ロックをかき鳴らしていた。
というものです。
Side A
1,Leevee Camp Moan/Texas Alexander
2,Natch Box Blues/Blind Lemon Jefferson
3,Walk Right In/Gus Cannon's Jug Stompers
4,Four Untill Late/Robert Johnson
5,Cow Cow Blues/Speckeld Red
6,Low Friends/Victoria Spivey
Side B
1,See See Rider/Leadbelly
2,Willie May Blues/Big Bill Broonzy
3,The SKy is Crying/Sonny Boy Williamson
4,I'm Gonna Lay Down/Brounie McGhee
5,Don't Treat That Man/Lightnin' Hopkins
6,Kocking at Your Door/Elmore James
A面は戦前のカントリー・ブルースを中心に有名曲を、B面は戦後のブルースを色々ととという構成で今見ればどうってことのない選曲ですが、本盤が編まれたのが1966年ですからね、これは驚きます。わが国では前年のベンチャーズ来日によるエレキ・ブームからビートルズの来日に沸いていた頃。イギリスのロック小僧はすでにこんなのを聴いてたわけです。
マイク・レイヴンが60年代後半にDJをやっていたSaturday evening R & B show on Radio 1のテーマソングがこれだそうです。
Mike Cotton Sound - Soul Serenade
Transatlanticの傍系レーベルExtraから1966年にリリースされた極めて興味深いアルバム。
サブ・タイトルが"Twice Voted Top Pirate Radio Show"。
来月日本でも映画『パイレーツ・ロック』(原題は「The Boat That Rocked」)が公開予定だそうですが、今回入手したアルバムは正にイギリスのその海賊放送を再現したレコードです。DJのマイク・レイヴンは相当なR&B、ブルース好きでBBCとかラジオ・ルクセンブルグとかでその手の番組を一手に引き受けていたそうな。
そのイギリスの「海賊放送」とは、その映画「パイレーツ・ロック」によると
1966年、ローリング・ストーンズ、ビートルズ、キンクス、フー…ブリティッシュ・ロックが絶頂期だった頃、イギリスでは民放ラジオ局が認可されていなかった。BBCラジオが流すのはクラシックやジャズばかり。ポップ・ミュージックの放送は1日45分間に制限されていた。“もっと聴きたい。もっと聴かせたい"そこで北海に飛び出し、イギリスの法律が適応されなくなる距離まで沖合に出て、停泊した船の上から放送する海賊ラジオ局が生まれた。国民の大半を熱狂させたこのラジオ局は1日24時間ロックをかき鳴らしていた。
というものです。
Side A
1,Leevee Camp Moan/Texas Alexander
2,Natch Box Blues/Blind Lemon Jefferson
3,Walk Right In/Gus Cannon's Jug Stompers
4,Four Untill Late/Robert Johnson
5,Cow Cow Blues/Speckeld Red
6,Low Friends/Victoria Spivey
Side B
1,See See Rider/Leadbelly
2,Willie May Blues/Big Bill Broonzy
3,The SKy is Crying/Sonny Boy Williamson
4,I'm Gonna Lay Down/Brounie McGhee
5,Don't Treat That Man/Lightnin' Hopkins
6,Kocking at Your Door/Elmore James
A面は戦前のカントリー・ブルースを中心に有名曲を、B面は戦後のブルースを色々ととという構成で今見ればどうってことのない選曲ですが、本盤が編まれたのが1966年ですからね、これは驚きます。わが国では前年のベンチャーズ来日によるエレキ・ブームからビートルズの来日に沸いていた頃。イギリスのロック小僧はすでにこんなのを聴いてたわけです。
マイク・レイヴンが60年代後半にDJをやっていたSaturday evening R & B show on Radio 1のテーマソングがこれだそうです。
Mike Cotton Sound - Soul Serenade
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます