1,泣きたい心 b/w Dear Mr.Fantasy/パワー・ハウス (Super Fuji Discs) 45's 1,100円
前回取り上げたパワー・ハウスのCDと共にDUオンラインで購入した中古品(とは云え、まるで新品でした)の7インチ・アナログ・シングル盤。
A面は"I Can't Keep from Crying,Sometimes'"という原題で我々世代のロックファンなら知らぬ者はいない有名曲、原曲はブラインド・ウィリー・ジョンソンの弾き語りによる戦前録音のブルースですが、我々が知るヴァージョンはアル・クーパーが編曲したブルース・プロジェクトのヴァージョン。このパワー・ハウス・ヴァージョンもモロに倣っています、同時代の日本ではブルース・クリエイションも69年のファースト・アルバムで取り上げていますし、兄弟バンドのゴールデン・カップスも取り上げていました、勿論いずれもモロにブルース・プロジェクト・ヴァージョンです。
因みにパワー・ハウスのバンド名は1966年Electraがリリースしたホワイト・ブルースのオムニバス・アルバム「What's Shakin'」所収のクラプトンにスティーヴ・ウィンウッド、ピート・ヨーク、ジャック・ブルースとの即席バンドEric Clapton and the Powerhouseから取ったもの。このアルバムでアル・クーパーが"I Can't Keep from Crying,Sometimes'"のブルース・プロジェクト・ヴァージョンのプロトタイプと云うべき演奏を演っています。と、このあたりは当時を知る好き者ならだれでも知る話でしたね。
B面はトラフィックの有名曲のカバー、作者はスティーヴィー・ウィンウッド。先のCDにも入っているライヴ録音ですが6分越えの演奏をシングル用に4分半にエディットしてあります。先にも書いた通り東芝録音には参加していなかったもう一人のギタリスト小野田克の目くるめくリードギターが炸裂するナンバー。
POWERHOUSE/1968-69
I Can't Keep From Crying Sometimes
Lord I Just Can't Keep From Crying Sometimes - Blind Willie Johnson
Dear Mr. Fantasy
前回取り上げたパワー・ハウスのCDと共にDUオンラインで購入した中古品(とは云え、まるで新品でした)の7インチ・アナログ・シングル盤。
A面は"I Can't Keep from Crying,Sometimes'"という原題で我々世代のロックファンなら知らぬ者はいない有名曲、原曲はブラインド・ウィリー・ジョンソンの弾き語りによる戦前録音のブルースですが、我々が知るヴァージョンはアル・クーパーが編曲したブルース・プロジェクトのヴァージョン。このパワー・ハウス・ヴァージョンもモロに倣っています、同時代の日本ではブルース・クリエイションも69年のファースト・アルバムで取り上げていますし、兄弟バンドのゴールデン・カップスも取り上げていました、勿論いずれもモロにブルース・プロジェクト・ヴァージョンです。
因みにパワー・ハウスのバンド名は1966年Electraがリリースしたホワイト・ブルースのオムニバス・アルバム「What's Shakin'」所収のクラプトンにスティーヴ・ウィンウッド、ピート・ヨーク、ジャック・ブルースとの即席バンドEric Clapton and the Powerhouseから取ったもの。このアルバムでアル・クーパーが"I Can't Keep from Crying,Sometimes'"のブルース・プロジェクト・ヴァージョンのプロトタイプと云うべき演奏を演っています。と、このあたりは当時を知る好き者ならだれでも知る話でしたね。
B面はトラフィックの有名曲のカバー、作者はスティーヴィー・ウィンウッド。先のCDにも入っているライヴ録音ですが6分越えの演奏をシングル用に4分半にエディットしてあります。先にも書いた通り東芝録音には参加していなかったもう一人のギタリスト小野田克の目くるめくリードギターが炸裂するナンバー。
POWERHOUSE/1968-69
I Can't Keep From Crying Sometimes
Lord I Just Can't Keep From Crying Sometimes - Blind Willie Johnson
Dear Mr. Fantasy
パワーハウスやゴールデン・カップスはやはりアル・クーパー寄りなのですね。「ディア・ミスター・ファンタジー」は「フィルモアの奇跡」でも演奏されていましたが、横浜の連中はクーパー、ブルームフィールド、バタフィールド、ウィンウッドの線を狙っていましたが、パワーハウスはどちらかというとブリティッシュ・ロック寄りでした。
ブルース・プロジェクトのは69年頃に日本グラモフォンからシングルが出て近所の新星堂に予約を入れて買ったという思い出盤(曲)です。
パワーハウスのファーストシングルは両面ともビートルズのカバーですが、ボーカルの竹村さんは当時ビートルが大嫌いで完全なお仕着せでこの2曲を演ったそう、フジテレビに出たときも(覚える気も無いので)歌詞を見ながら歌って始末書ものだったそうです。
ブルースプロジェクト)のA-2に‹泣かずには
いられない›が入っていて、買った当時アル
クーパーの声ってディブ平尾ににているな〜
って思ってました。先にカップスを聞いて
いたのでそう思ったんでしょうけど
確かに似ていますね、ディヴさん完全にアル・クーパーに引きずられていると思います。「スーパー・セッション]でのアルの曲を歌ったり、ディヴさん、アル・クーパーが好きだったのではないでしょうか。
音は良いしすべてが新しく思えた。
そんな時代にGCも乗ったのでしょうね。
本牧ブルースなんてベースラインも泣かずにそっくり(笑)
あの頃(70年くらいまで)の日本のブルース系バンドはブルース・プロジェクト(アル・クーパー)、ポール・バターフィールド、ジョン・メイオールあたりがヒーローだったはずで今聴くと微笑ましくもありですね。