1,Space Rangers/Neil Merryweather (Mercury) 1LP 1,890円
アメリカン・ブルース・ロックの権化、私の大好きなニール・メリーウェザー。リン・キャリー嬢とのママ・ライオン2作、自身のヘヴィ・クルーザー2作に続く個人名義による1974年盤。
タイトル/ジャケットから伺える通り狙ったのはスペース・ロック。ファンク風リズムに乗ってシンセ/メロトロンがビンビンに響き渡り、弾き捲りギターが飛び交うプログレ的な展開までもみせるそれまでにはないサウンド。かつて取り上げた1975年の次作「Kryptonite」がこのスタイルの最終形。先の記事にも書きましたが、如何にプログレ的展開なスペースロックを演っても自身が弾くベースをはじめ出自のブルースロック気質はそこかしこに出てきてしまうわけで、そこがこの人の愛おしいところなのです。
Side A
A1 Hollywood Blvd.
A2 Step In The Right Direction
A3 Eight Miles High
A4 King Of Mars
A5 Neon Man
Side B
B1 Sunshine Superman
B2 Road To Hades
B3 High Altitude Hide N' Seek
B4 Escape
B5 Sole Survivor
Neil Merryweather - Hollywood Blvd
Neil Merryweather - Eight Miles High
Neil Merryweather - Space Rangers (1974) [Full Album] US Space Rock [Gta V Easter Egg]
アメリカン・ブルース・ロックの権化、私の大好きなニール・メリーウェザー。リン・キャリー嬢とのママ・ライオン2作、自身のヘヴィ・クルーザー2作に続く個人名義による1974年盤。
タイトル/ジャケットから伺える通り狙ったのはスペース・ロック。ファンク風リズムに乗ってシンセ/メロトロンがビンビンに響き渡り、弾き捲りギターが飛び交うプログレ的な展開までもみせるそれまでにはないサウンド。かつて取り上げた1975年の次作「Kryptonite」がこのスタイルの最終形。先の記事にも書きましたが、如何にプログレ的展開なスペースロックを演っても自身が弾くベースをはじめ出自のブルースロック気質はそこかしこに出てきてしまうわけで、そこがこの人の愛おしいところなのです。
Side A
A1 Hollywood Blvd.
A2 Step In The Right Direction
A3 Eight Miles High
A4 King Of Mars
A5 Neon Man
Side B
B1 Sunshine Superman
B2 Road To Hades
B3 High Altitude Hide N' Seek
B4 Escape
B5 Sole Survivor
Neil Merryweather - Hollywood Blvd
Neil Merryweather - Eight Miles High
Neil Merryweather - Space Rangers (1974) [Full Album] US Space Rock [Gta V Easter Egg]
何たってドラムの音がいいね。
Neil Merryweather、大好きなんですよ。奥様のママライオンの Lynn Carey嬢も。USブルースロックでは(…と言っても、確か Neil はカナダ出身だったけ?)避けて通れぬ男。彼の作品はどれも名盤だと思いますけど、青っぽいジャケの3rd?のみ未入手。Discogs で調べれば安く出ているので買いたいところですが、やっぱり送料が…。
弊ブログで入手して騒いでる代物は、貴ブログにて大抵すでに紹介されてます。頭が上がりませぬ(笑)。
青っぽいジャケのKent盤、ジャケットが印刷の関係かこすれやすくてなかなかコンデションの良い盤が見付かりませんね、今となっては。Discogs観たら確かに安いですね、こちらだと今はそこそこするのに。
メリーウェザー関係盤、かつてはどれも3ケタで買えたのですが、今はどれもそこそこするようになってしまいましたね、ママ・ライオン人気がキッカケのような気がしますがどうなのでしょう。
以前はママライオンの帯付とか持ってたんですが、その良さに気付く前に売ってしまいました(大後悔)。
>60年代後半から70年代中期頃までブルース・ハード・ロックを・・・
全く同感です。どれを聴いても、ある意味金太郎飴状態のハイレベルな作品ばかりですし。私も彼に気付くのが遅かった方です(以前は2枚組の mouth しか持ってなかったので)。そうですか、3桁で...。ママライオンもあのジャケじゃなかったら、無視され続けていたと思います。ちなみに、弊ブログで紹介したLynn 嬢の C.K. Strong も素晴らしいですよ(でも貴ブログですでに紹介済みのような気が…)。それではまた。
C.K.Strongは再発LPを取り上げています。
http://blog.goo.ne.jp/jahking/e/a035d30a1cdfda5751da03efbb50805c
そういえば、私、昔からメリーウェザーというとお同じころに活動していたMcKenna Mendelson Mainlineを思い出します。同じカナダ出身のブルースロック(といってもスタイルは違いますが)バンドで、そのその昔に銀座のヤマハで一枚目のUA盤聴いて一発で気に入ったのを思い出します。
C.K. Strong の記事(2013年?)を貴ブログにて発見して、あぁやっぱりと(笑)。70年代にもう気付かれていたとは(絶句)。Mouth は御多分に漏れず、状態の悪いCapitol 盤を聴いて感動&大名盤。そして数年前には赤盤を発掘しました(もちろん帯はないですが)。
ちなみに、McKenna Mendelson Mainline の2nd は弊ブログで報告したんですが、やはり1st が欲しい!しかし、これが見つからない…。Discogs で見ると、状態ピンピンのカナダ盤で100ドルくらい。ユニオンで3000円くらいで見つからないかな?(笑)
最初の2枚以外は見たことも無くて「いつか」と思っています。
出すアルバムはどれも中身の濃い、駄作のないものばかりで、彼の作品を聴いていると何か自分がそれなりのステイタスを持った聞き手に思えてきます。
http://www.ebay.com/itm/1971-MAMA-LION-LYNN-CAREY-NEIL-MERRYWEATHER-TEST-PRESSING-7-NUDE-CARRIE-NATIONS-/372015961001?hash=item569de113a9:g:l-cAAOSwCkZZV-2O