Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

60's Japanese Garage Psych Sampler

2017年07月22日 | 和物
1,Sixties Japanese Garage-Psych Sampler/V.A. (Corumbia) 1LP 1,550円
海外で制作された初めてのGSコンピが本盤ではなかったか。私が本盤と初めて遭遇したのは忘れもしない明大前にあった「モダーン・ミュージック」、1990年頃だったと思います。よもや、海外でこんなのがリリースされていたとは!と衝撃を受けたのを思い出します、が、中身は半数以上はすでに親しんでいたものにてスルー。以来、いっこうに見かけず「いつかは....」と思いを馳せていたもの。

1987年にリリースされ、ついに復活したのが昨年4月のRSDで。この時には本盤に次いでの海外制作GSコンピPlanet Xレーベルからの「Teen Trash from Psychedelicn Tokyo 1966-69」シリーズの3枚も同時に再リリースされていました。

ただ、今回の入手盤はそのRSDでの再発もの(カラーヴィニールの重量盤でナンバリング入り)ではなくひょっとしたら初版、若しくはそのカンターフィット盤です。

Side A
1. THE GOLDEN CUPS Love Is My Life
2. THE DYNAMITES Tunnel To Heaven
3. OUTCAST Long Tall Sally
4. THE CARNABEATS Chu! Chu! Chu!
5. THE TEMPTERS Tell Me More
6. THE BEAVERS Why, Baby, Why?
7. THE BUNNYS Burning, Burning

Side B
1. THE MOPS I’m Just A Mops
2. THE SPIDERS Anything You Want
3. D’SWOONERS Please Please Trina
4. ZOO NEE VOO Lonely Highway
5. FINGERS Gloria
6. OUTCAST Everything’s Alright
7. THE BUNNYS Hey! Chance



60sjap








2,Hot Nips Vol.1/V.A. (Dolemite) 1LP 550円
で こちらは1998年になってリリースされたドイツ製らしいGSコンピ、Vol.2もありました。これは出た当時に買っていた(2,500円くらいでした)のですが、先日アルタのHMVでミント盤がこんな価格で出ていたのですかさず救済したもの。HMVは時々面白い値付けをしますね。

Side A
A1 Dynamites- Koi Wa Mou Takusan
A2 Golden Cups- This Bad Girl
A3 Emy Jackson- You Don't Know
A4 Spiders- Teardrops
A5 Mops- Atuku Narenai
A6 Edwards- Cry Cry Cry
A7 Jaguars- My Dawn
A8 Golden Cups- Happening At 3 O'Clock A.M.
Side B
B1 Floral- Samayou Fune
B2 Outcast- Itiniti Dake No Koi
B3 Mops- Asamade Matenai
B4 Wild Ones- Yuhi To Tomoni
B5 Bunnys- Taiyou Yarou
B6 Tempters- Kono Mune Ni Dakishimete
B7 Blue Comets- Louie Louie



hotnips



hotnips


Various ‎– Hot Nips Volume 1 - Japanese 60's Garage*Punk*Rock Music Album Compilation


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6 コメント

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Unknown (uni)
2017-07-23 07:52:45
さすがにここまでは手は出ませんが
海外でも少しは注目されていたんですね。
今のアニメブームみたいなものだったんでしょうかね?
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Re:Sixties Japanese Garage-Psych (Jahking@管理人)
2017-07-23 08:19:07
80年代に入って本格化した60年代のガレージ/サイケ音楽の再評価/掘り起こしの一端ですね。米・英のみならず、ヨーロッパから南米、東洋の地まであらゆる地域/国の広義60年代ポップミュージックが掘り起こされ一時期百花繚乱の様相でした、今はあらかた掘りつくされて落ち着きましたが。
ということで、アニメブームのような日本固有文化の評価とはちょっと違うかも、ですね。

海外制作GSコンピの最高峰は英Ace傘下のBig Beatレーベルが出したこのシリーズだと思います。
http://blog.goo.ne.jp/jahking/e/80f9d8b43c2ac30ba9e86bf4c95bc203
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Unknown (uni)
2017-07-23 09:40:14
こういうのってバッキンガム爺さんのとくいぶんやでしたね。同支店だろう?
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Re:バッキンさん (Jahking@管理人)
2017-07-23 09:51:21
同支店でしょうね、ご無沙汰ですね。
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Unknown (t-izu)
2017-07-24 14:05:48
海外製作のGSコンピに初めて遭遇した時は、やっぱり新鮮でしたね。ただその後の女性ビート歌謡だとか昨年出た江利チエミの民謡集などになると、欧米以外のサイケやレア・グルーヴ発掘というスタンスは変わらないもののターゲットは日本の好事家へと変わってきたように思えます。まぁ動機はともかく以外な発見があるのは、有難いし何といっても楽しいです。
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Re:海外製作のGSコンピ (Jahking@管理人)
2017-07-24 19:51:37
Nippon Girlsの2枚はともかく、江利チエミのフランス製LPには驚きました、いったい誰が聴くのだろうと。戦前から続くジャズを日本独自解釈した音楽性が新鮮なのかもと思ったり。

私にはこれらが日本の好事家向けなのかどうかは判りませんが、ここまで来たか、という感じですね。とすると、美空ひばり、浜村美智子、雪村いづみあたりも出てくるのでしょうね。
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