Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

All Around the Country Music

2020年07月05日 | Country,Bluegrass,Folk Song
1,Quarter Moon in a Cent Moon/Emmylou Harris (WB) 1LP 110円
邦題「10セントの街の三日月」、1978年エミルーの5枚目のアルバム。
「アルバムはビルボードチャートで3位に達し、3枚のチャートのシングル:「トゥ・ダディ」(ドリー・パートン作 )が3位、「あと二本のワイン」が1位(ハリスのキャリアの三回目の1位)、そして「イージー・フロム・ナウ・オン」( カーレン・カーターとの共作、アルバムのタイトルの由来となった曲)が12位となった。 また、ウィリー・ネルソンとのデュエット曲「ワン・ペーパー・キッド」と1980年にオークリッジ・ボーイズで1位となった「白昼にルイジアナを離れ」もフィーチャーされている。」
という一枚。

1,Easy From Now On
2,Two More Bottles Of Wine
3,To Daddy
4,My Songbird
5,Leaving Louisiana In The Broad Daylight
Side B
1,Defying Gravity
2,I Ain't Living Long Like This
3,One Paper Kid
4,Green Rolling HIlls
5,Burn That Candle


Emmylou Harris


Two More Bottles of Wine




Emmylou Harris - To Daddy 1978



Emmylou Harris - Easy From Now On - Live.wmv







2,Nevada Fighter/Michael Nesmith & the First National Band (RCA) 1LP 110円
マイク・ネスミス、ファースト・ナショナル・バンド名義でに3枚目、1971年の作。
ナショナル・バンドのメンバーに加えてアル・ケイシー、ジェイムズ・バートン、ジョー・オズボーン等、ジャケットデザインはKittyhawk Graphics、そう、あのJ&Dのディーン・トーレンスです。

Side A
A1 Grand Ennui
A2 Propinquity (I've Just Begun To Care)
A3 Here I Am
A4 Only Bound
A5 Nevada Fighter
Side B
B1 Texas Morning
B2 Tumbling Tumbleweeds
B3 I Looked Away
B4 Rainmaker
B5 René

nesmith


Michael Nesmith & The First National Band / Nebada Fighter






3,Southern Journey 4 : Banjo Songs,Ballad and Reels from the Southern Mountains/V.A, (Prestige International) 1LP 550円
アラン・ロマックスが1959-1960年にヴァージニア~ジョージアで敢行したフィールド・レコーディング集。

A1 –Hobart Smith/ Graveyard Blues
A2 –Spencer Moore/ The Girl I Left Behind
Mandolin – Roy Everett Birns
A3 –Wade Ward/ Old Joe Clark
A4 –Almeda Riddle/ Down In Arkansas
A5 –Wade Ward/ The Fox Chase
Fiddle – Charlie Higgins
Guitar – Bob Carpenter
A6 –Hobart Smith Peg An' Awl
A7 –Wade Ward/ June Apple
Fiddle – Charlie Higgins
Guitar – Bob Carpenter
B1 –Hobart Smith/ Drunken Hiccups
B2 –Bob Carpenter / The Burglar Man
B3 –Wade Ward/ Cluck Old Hen
B4 –Ollie Gilbert/ Pretty Polly
B5 –Wade Ward Pine Woods Gal
Fiddle – Charlie Higgins
Guitar – Bob Carpenter
B6 –Texas Gladden/ Three Little Babies
B7 –Hobart Smith/ Parson Burrs
B8 –Hobart Smith/ Fly Around My Blue-Eyed Girl

southern





4,カントリー・ロード/アグネス・チャン (SMS) 1LP 100円
このジャケットに帯の惹句「アグネス夢のナッシュビル!!」、これはてっきりアグネスもナッシュビル録音を敢行したのね、と、思うじゃないですか、が、どこにもそんなクレジットは無し、尤もそもそも録音に関するクレジットは何もないのです。ということで、アグネス・チャンの日本制作カントリー・ポップス集、リリースは1980年。
ざっと聴いて耳を引いたのはB面の大野克夫さん、加瀬邦彦さん、松本隆さん、加藤和彦さん、佐藤健さん、岩沢幸矢さん....による楽曲にラスト・ショウによる編曲。これらを聴いていたら、このアルバム、それまで発表してきたカントリー曲調の曲を集めた編集盤でなないかな? と思うように。

Side A
1,サンシャイン・オン・マイ・ショルダー
2,そよ風の誘惑
3,トップ・オブ・ザ・ワールド
4,プリーズ・ミスター・ポストマン
5,スーパースター
6,思い出のグリーン・グラス
Side B
1,ハロー・サンシャイン
2,そよ風と私
3,サンセット・ビーチ・ストーリー
4,高すぎる空
5,It's a beautiful day
6,ひとりぼっちで歩きたい

アグネス


アグネス・チャン「サンセット・ビーチ・ストーリー」from album "お元気ですか" 1977年



It's a beautiful day / アグネス・チャン(Agnes Chan/陳美齡)



そよ風と私 / アグネス・チャン(Agnes Chan/陳美齡)

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4 コメント

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Country (Gravenites)
2020-07-05 23:06:49
変な言い方ですが、今回のはNashvilleのGrand Ole Opryから発せられるアメリカの平均的白人向けのカントリーがなかったのが良かったです。車に乗って暇な時はカントリー専門のラジオを好奇心から聞くことがありますが、トランプ支持者リスナー向けのベタッとしたものばかりです。白人のブルーカラーの日常生活を歌ったものが多く、アンチ・カントリーの中村とうようの言う一般民衆の歌には違いありません。
アグネス・チャンはカントリーのリスナーが少ない日本のマーケットでちょっとした挑戦ですね。結果的にNashvilleのセッションミュージシャンより、日本のこの分野の最先端の連中を使ったこの作品は成功かと思います。
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Re:Country Music (Jahking@管理人)
2020-07-06 07:54:41
データ記載にとどまっている上の記事を見ていただいても分かるように、私、カントリー・ミュージックは基本苦手です。特にGraさん仰るようなグランドオープリーから飛び出てくるようなキーコキーコーとベタベタなやつ。
ただ、日頃からアメリカンルーツ・ミュージックがどうしたこうしたと云っている身からすると、どこを掘ってもカントリーにぶち当たるわけで苦手とか言ってられないという現実もあって、どこで折り合いをつけるのか、ジレンマがあります。
ということで、今回取り上げたようなものはなんとかついていけるのでたまに手を出す、と。

どこぞの輩がバーズの最高傑作が「ロデオの恋人」だ、とか笑止千万なことをのたまわっていますが、あれはブルーグラス小僧のクリス・ヒルマンが連れてきたカントリー男GPに庇を貸して母屋を取られた一枚、バーズの番外編です。
とか、思っている、管理人です。
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カントリーミュージック (シュルツ)
2020-07-07 11:55:04
当方、FLYING BURRITO BROS.からのGPの熱狂的信者でありその流れからEMMYLOU HARRISも愛聴していました。コロナによってリモートが増えたこともありもう一度EHを30枚ほど聞き直してみました。個人的な感想で申し訳ないのですが圧倒的にライブ盤がいい。出身がカントリーの人ですがライブ以外のアルバムはしっとりとしたモノがあったりデュオがあったりとアーティストとしての幅は感じますがライブでの歌唱はやはり第一人者の風格があります。(かなり上目線)
「ロデオの恋人」は好きだけどな・・・
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Re:Country Music (Jahking@管理人)
2020-07-07 13:11:12
シュルツさん、熱い思いのコメント有難うございます。エミールーはもうカントリー界では無敵の大御所といっていい存在ですものね、おそらく。

「ロデオの恋人」は好き嫌い、いい悪い、ではなくバーズというバンドの代表作ではない、という意です。
歳がばれますが、高校生の頃「昨日より若く」とともに日本コロンビアからの日本盤を中古で入手して以来の愛聴盤です。
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