Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Green Lyte Sunday

2009年02月05日 | 60's,70's Rock
1,same/Green Lyte Sunday (RCA) 1LP 735円
全然知らないバンドだったのですが、女性入り、1970年のリリース、あのジョニ・ミッチェルの"Chelsea Morning"を演ってるってんで買ってみた一枚。

調べてみたらリーダーでキーボード奏者のMichael Losekampはあのブライアン・エスプタインがマネージャーをしていたThe Cyrkleに居た人(セカンドの「Neon」とあの怪しげなサントラ「The Minx」にクレジットされています)。そのマイケル氏がサークル解散後、地元のオハイオ州はデイトンに戻って結成したのがこのバンド。

そのマイケル氏、今でも地元デイトンで活動をしていてこんなバンドをやっているようです。

今で云う範疇としてはソフト・ロックとなるのでしょう(その手のマニアには有名盤だったりする?)、そのサークル、ジェントル・ソウル、フリー・デザインとかを想起させるサウンドでした。

フルート/サックス奏者が入っていてジャージーな雰囲気もあり、ギタリストがやたらワウを踏んでサイケ風味もあり、豪華なそして精緻なホーン/ストリングスもさり気無く入ってとさすがメジャー会社の制作と思わせるしっかりとしたつくり。
Susan Darbyなる女性ボーカルもかなり歌える人でソロでも充分いけるのではと勝手に思うほど。

ほぼMichael Losekampが絡んだオリジナル曲ですが、先に書いた"Chelsea Morning"のほかローラ・ニーロのカバーが2曲。なんか関連があったのでしょうか。

メジャー制作のマイナー盤には埋もれた素晴らしいものがまだまだあるのね、と一人うなづいた一枚でした。


こちらにMy Spaceがありました(しかし、何でもありますねMy Spaceって)、6曲がバッチリ聴けます。

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