Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

The Blues Magoos - Garage Punk Unknowns

2005年11月21日 | 60's,70's Rock
The Blues Magoosの45'sとGarage PunkのCDです。

1,So I'm Wrong And You Are Right/The People Had No Faces/The Blues Magoos(Verve-Boot) 400円

magoos
マグースと云えば66年Mercuryからの大ヒット”恋する青春”で知られる"(We Ain't Got)Nothin' Yet"な訳ですが、このBoot45'sはそのメジャー・デビュー前の65年にThe Trenchcoatsの名でVerveから出した45'sの復刻です。当時はThe Bloods Magoosとも名乗っていたらしく本盤のレーベルにはこの名となっています。このレーベル良く見るとレーベルロゴがVerveではなくNerveになっていますね、なかなか遊び心のあるブートレッガーのようで。更に盤はスカイブルー・ビニールです。
で、曲ですが両面ともこれがまるで12弦の無いバーズ、つまりその後のサイケ風味はまるでないフォーク・ロックです。
まぁ、今では2曲ともCD化されているので存在意義はまるでないシングルですが、かつてはこんなのも出ていたということで。

2,Garage Punk Unknowns Vol.2(Crypt) 380円
 Mid-Sixties Americans Teen Garage Rock Action Blast! 1965-67.
これ某レコファンでこのお値段。いいのかぁ...まぁ購入者としては嬉しい訳ですが。
85年頃でしょうかStone Ageなるレーベルから出ていた同名のLPがオリジナル。その数年後Cryptがジャケットも一新して解説を付けて再発。結局LP時代には8枚出ていたようです。で、これはそれらを編集し直したCDです。
似たようなシリーズに"Back From The Grave"がありますが、一聴、こちらのほうがよりブリティッシュ・R&Bバンドに影響されたバンド/楽曲が多いかなという印象。勿論一般的にいう有名バンドは一切無し、非洗練度100%。その手のファンは100%満足すること間違い無しの29曲入りお腹一杯コンピレーション。
garage punk
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2 コメント

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Magoos - West Road (Jahking@管理人)
2005-11-23 09:50:49
Eric Kazが入っての復活には完全にそっぽを向きました当時。勿論当時はKazの名すら知らなかった訳ですけど。今思えばバンド名も変更していれば評価も変わったような気がします。まぁ、その後Kazの名で新たな評価が生まれたわけですが。



"タバコ・ロード/サイケデリック・ブルーズ・マグース"をお持ちとは凄いですね。私永年探していてつい数年前にヤフオクでやっと入手しました。

http://home.catv.ne.jp/dd/youki_m/lp-jv7.htm



別なところにも書きましたが、こんなのもあったなと思い出して西新宿にあった「マガジン1/2」の自主Live盤を引っ張り出して聴いております(当時の友人に入れてもらったカセットですが)。73年当時からこんな演奏を日本のバンドがしていたって当時を知る私でさえ今聴くと驚きます。ノスタルジアでは決してなく。
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> Blues Magoos (通りすがり)
2005-11-21 22:52:25
後には、Eric Kaz のバンド (?) になってしまうわけですが、

(手持ちは日本ビクターの

タバコ・ロード/サイケデリック・ブルーズ・マグース [SM-7262]

だけです)

Electric Prunes 同様、この手のチープなバンドは好きです。



ところで、先日の話の続き。

あるコンサートで、

(Blues) Creation と West Road Bluse Band の

ジョイントコンサートがあって、両者とも、Tobacoo Road を

演ったのですが、アレンジ、演奏とも

West Road の方が素晴らしかったです。

(個人的見解かもしれませんが)
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