![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/e9/54d8d6d7ba28bba1f28e2406516eff4f.jpg)
1,Hold On,I'm Comin':Recorded Live at the 1972 New York & Montreux Jazz Fest./Herbie Mann (Atlantic) 1LP 630円
レギュラー・グループThe Family of Mannを率いての72年のN.Y.ジャズ・フェスティバルと同年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライヴを収めたもの。
Herbie Mann (Flute)
David Newman (Tenor Saxophone and Flute)
Sonny Sharrock (Guitar)
Pat Rebillot (Electric Piano)
Andy Muson (Bass)
Reggie Ferguson (Drums)
Side A
1, (Gimme Some Of That Good Old) Soul Beat Momma 7:35
2, Never Can Say Goodbye 4:35
3, Respect Yourself 8:51*
Side B
1, Memphis Underground 13:06
2, Hold On, I'm Comin' 4:07
recorded live at the 1972 New York Jazz Festival
* recorded live at the 1972 Montreux Jazz Festival
完璧なメンフィス路線の代表作でデヴィッド・ニューマンとの2フルートも楽しいし、ソニー・シャーロックの変態ギターもバッチリ楽しめる昔からの愛聴盤。
ジャケット写真でお気づきいただけましたでしょうか、今回購入したのはQuadra Disc。そう、4チャンネル対応ディスクです。Re-Mixed for Quadradisc by Tom Dowdのクレジットもジャケ裏にしっかり入っています。
という理由だけでの再購入だったのですが......... で 4チャンネル盤を2チャンネルで聴くと.....。残念ながらマン先生のプレイが奥に引っ込んだ結構聴きづらいものでした。
その昔、サンタナの「アブラクサス」の4チャンネル盤をフツーに聴いてかなり違った音像で面白かったことを思い出しますが、本盤のようなシンプルな録音盤ではミックス・バランスが崩れるだけでダメみたいですね。
![Mann1972](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/4d/df1e3abde7781cae9c15d0fb040251c4.jpg)
*ハービー・マン先生の記事も増えてきたので記事カテゴリーに「Herbie Mann」を加えて過去記事をまとめてみました。
スティーヴ・マーカス、ソニー・シャーロックの入った"Memphis Underground"です。
herbie mann 5tet
レギュラー・グループThe Family of Mannを率いての72年のN.Y.ジャズ・フェスティバルと同年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライヴを収めたもの。
Herbie Mann (Flute)
David Newman (Tenor Saxophone and Flute)
Sonny Sharrock (Guitar)
Pat Rebillot (Electric Piano)
Andy Muson (Bass)
Reggie Ferguson (Drums)
Side A
1, (Gimme Some Of That Good Old) Soul Beat Momma 7:35
2, Never Can Say Goodbye 4:35
3, Respect Yourself 8:51*
Side B
1, Memphis Underground 13:06
2, Hold On, I'm Comin' 4:07
recorded live at the 1972 New York Jazz Festival
* recorded live at the 1972 Montreux Jazz Festival
完璧なメンフィス路線の代表作でデヴィッド・ニューマンとの2フルートも楽しいし、ソニー・シャーロックの変態ギターもバッチリ楽しめる昔からの愛聴盤。
ジャケット写真でお気づきいただけましたでしょうか、今回購入したのはQuadra Disc。そう、4チャンネル対応ディスクです。Re-Mixed for Quadradisc by Tom Dowdのクレジットもジャケ裏にしっかり入っています。
という理由だけでの再購入だったのですが......... で 4チャンネル盤を2チャンネルで聴くと.....。残念ながらマン先生のプレイが奥に引っ込んだ結構聴きづらいものでした。
その昔、サンタナの「アブラクサス」の4チャンネル盤をフツーに聴いてかなり違った音像で面白かったことを思い出しますが、本盤のようなシンプルな録音盤ではミックス・バランスが崩れるだけでダメみたいですね。
![Mann1972](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/4d/df1e3abde7781cae9c15d0fb040251c4.jpg)
*ハービー・マン先生の記事も増えてきたので記事カテゴリーに「Herbie Mann」を加えて過去記事をまとめてみました。
スティーヴ・マーカス、ソニー・シャーロックの入った"Memphis Underground"です。
herbie mann 5tet
フルートをもう一人入れるのも昔からやっていました。サム・モーストとかバディ・コレットとか1950年代からやっていましたが、このディビッド・ニューマンは彼が敬愛するレィ・チャールズのフューチャー・サックスフォンだったのでそれなりの偏愛があるようです。
このアルバム、観客の手拍子がずれているのは、わざとかPAの音が観客に届きにくいのか何か理由があるのかもしれません。でもニューポートのライブを定期的に出し、彼の進化(Evolution of Mann)を紹介するのも彼の戦略だったのでしょう。
それまでほとんどキーボードを入れなかったのがエレピのパット・レビロットを入れ、結構長く使っていたいうのも彼なりの考えがあったのに違いありません。1974年来日の時も引き連れてきました。
彼のやることはそれなりに意味があるのでしょうけど、マイルス・ディビスの一挙一動を大げさに記事にしてきた先日廃刊になったあのジャズ専門誌も、ハービー・マンの動向をあまりばかにしないで、もっと取り上げておればより興味深い発見があったに違いありません。彼の元で働いたミュージシャンだけでも後に名を成したのは数多くいます。
そういう意味で彼は過小評価はされてきましたが、優秀な若手起用だけでなく世界各地のリズム、音階、ノリの探求をフルートを通じて行ってきた業績はいつかは高く評価されるでしょう。
74年に先生が来日していたこともまったく知りません。"Memphis Underground"からのメンフィス・サウンド路線は聴いていましたが、そこまでで74年以降の諸作を聴き出したのは90年代になってからでした。今思えば、これってSJ誌での取り上げ方に酷似しているような気もします。