Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Bobby Vee

2007年05月14日 | 50's 60's Oldies
1,Live! on Tour/Bobby Vee (Liberty) 1LP 630円
スナッフ・ギャレットが手掛けた人で後のゲイリー・ルイスにもつながるキラキラ輝くようなキャッチーな曲、"ラバー・ボール" "さよならベイビー" "燃ゆる瞳"等が忘れられないティーン・ポップ・シンガー、ボビー・ヴィー。

本盤は65年に出されたライヴ盤。演奏は確かにライヴっぽく聴こえますがMCはまったくなくうるさいくらいに全面に歓声をかぶせています。スタジオ・ライヴに歓声を加えたものでしょうか。65年というとこのボビーさんに限らずこういったポップス・シンガーの居場所がなくなってきた時期。心なしか元気がないように聴こえるのは気のせいかな。"Every Day I have to Cry" "Sea Cruise" "Things" "Beautiful Baby" それに"さよならベイビー" "燃ゆる瞳"等、このテのシンガーのライヴってスタンダードを朗々というのが多いのですが本盤はそんなことはなく選曲は悪くないです。

RubberballBobby Comeback


2,Nothin' like a Summer Day/Robert Thomas Velline (UA-Liberty) 1LP 500円
ボビー・ヴィーが67年になって"Come Back When You Grow UP~素敵なカムバック"で久し振りにカムバックしたというのは知っていましたが、72年に3度目のカムバックがあったとはこのLPを見て初めて知りました。Robert Thomas Velline は本名ということでRobert=Bobby、ミドルネームを省略、Vellineを簡略化しVeeとなった由。これでは、このジャケ写の容貌だし日本盤の帯がなければボビー・ヴィーのアルバムだなんて誰にもわかりませんですね。

で 聴いてみるとこれが驚き、かつてのボビーさんの面影は皆無、その容貌通りのS&W然としたしっとりとしたカントリー・ロック~スワンプぽさすら感じさせるものでした。キング-ゴフィン作あのかつての大ヒット"さよならベイビー"を再演していますが、これがほのぼのしたカントリー・ロックへ様変わりしてなかなかに沁みます。そのテのファンの方は機会があったら是非一聴をオススメします。

ですが、結局この路線も成功せずでほどなくしてボビー"ラバーボール"ヴィーに戻ったようです。

全盛の映像はこちらで。

Robert Summer

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